「ネカマ」って言葉も近年は見かける機会が少なくなった気がします。「ネットオカマ」略して「ネカマ」なわけですが、男性同性愛者を「オカマ」という蔑称で呼ぶことの問題が広く浸透したおかげもあるのでしょうか。
ただ、先日22周年を迎えたMMORPG『FINAL FANTASY XI』(以下FF11)は、2002年の運営開始ということで古いネットの言葉が生きており、また、プレイヤー本人とは異なる性別のキャラクターを使うことへの理解がまだ低かったこともあって、ゲーム内のコミュニティや匿
後編では、MMORPG『FINAL FANTASY XI』(FF11)で起きた外国人差別を振り返りながら、自分が差別に染まって加害者にならないにはどうしたらよいかを考えます。
ただ、真剣に差別に立ち向かっている人にはたいへん申し訳ないのですが、今回の記事では差別意識を持つこと自体はあえて否定しません。例えば、たて続けに付き合った女性に無残に捨てられた男が「女なんて……」という気持ちになってアンチフェミニズムの道に堕ちていくのを「女性すべてがそうではない」なんてお説教的に責め
さて今回は運営開始から20年が過ぎたMMORPG『FINAL FANTASY XI』(FF11)の世界にある"ベーシックインカム的なもの"を見ていきます。
ここで紹介する"ベーシックインカム的"な仕組みは3種類あります。それぞれ個別の仕組みについては「こんなのがベーシックインカム?」と疑問に思うかもしれません。しかし、この3種の仕組みのおかげで、ぼくは今FF11で意識的に金策をすることはほとんどなくなっています。
他のMMORPGやスマホゲームなどにもそれぞれ似たような仕