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ネトゲ寄りメタバース

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ネットゲーム寄りのメタバースに関連する話題です。
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記事一覧

VRで『Age of Mythology: Retold』

先日、『Age of Mythology: Retold』(AoMR)が発売されました。話せば長くなるリアルタイムシミュレーションゲームの2度目のリメイク版です。 前回のリメイク版を購入したのが遅く、たしか3年前くらい。AoMRはスルーしてもいいかなと思っていたのですが、『Meta Quest3』でプレイしてみてはどうかと思い購入してみることにしました。 ここで注意! もちろんAoMRがVRの立体空間表示に対応しているわけではありません。あくまで立体空間内に浮かぶ、平たい

VRで視力回復は本当か?

VRのHMD(ゴーグル)、目から至近距離にレンズがあってかなり目に悪いんじゃないかと思っていたんです。あんな目の前(まさに)にレンズとバックライトがあるのもダメダメだろうと。 ところが、どうも逆らしくて。 HMDを装着してVR空間を体験しているとき、目(視線)は2メートル程度先を見る状態になるため、長時間・長期間それを続けると(近視の人にとっては)普段より遠くに焦点が合いやすくなり、かえって視力が回復するという話があるのです。 ふーん(ぽち) 小学生以来のド近眼(現在

ネカマの恐怖

「ネカマ」って言葉も近年は見かける機会が少なくなった気がします。「ネットオカマ」略して「ネカマ」なわけですが、男性同性愛者を「オカマ」という蔑称で呼ぶことの問題が広く浸透したおかげもあるのでしょうか。 ただ、先日22周年を迎えたMMORPG『FINAL FANTASY XI』(以下FF11)は、2002年の運営開始ということで古いネットの言葉が生きており、また、プレイヤー本人とは異なる性別のキャラクターを使うことへの理解がまだ低かったこともあって、ゲーム内のコミュニティや匿

速読は実在するのか? ②ひらがな飛ばしに挑戦

「速読なんて、無理無理」とは思うものの、できるものなら身に着けたい! せめて「少しは速く」を追い求める企画の第2回です。 余談飛ばしの欠点前回は長い長い『白鯨』を例に、いわば"余談飛ばし"とでも呼べる方法を紹介しましたが、これにはひとつ欠点があります。あらかじめ著書の方向性がわからないと、どこが余談か見分けられない場合があるのです。あるいは文章が、以前も触れた読みやすい文章特有の文体(=先に読者の関心をひいて、あとで説明するスタイル)になっていればいいんですけどね。 でも

ドット絵ですし(後編)

さて今回もドット絵おすしをにぎにぎしていきましょう。前回はおすしの代表格として『まぐろ』をチョイスしましたが、今回は自分が一番食べたいのをにぎります。 そう、おすしと言えば……『ソールスシ』です!? 「たまごじゃないんかーい」というベタなツッコミがそこかしこから聞こえてくる気がしますが、いやいや。ネットスラングにもなっている「ですしおすし」で有名なアレ、原点は『ソールスシ』ですから。 縁側で茶飲み話?「ですしおすし」は、ぼくもプレイしている(ようでサボっている)MMOR

終の棲家というけれど(後編)

DQX(ドラゴンクエストX)でのマイホーム購入失敗の反省から、リアル物件では積極的に下見をしていくことにしたわけですが、そのなかには「事故物件」もあった――という話の続きです。 下見したその物件のひとつでは高齢者の自殺があったのだそうです。でも、不動産屋はあまり詳しいことを教えてくれません。そりゃそうですよね、聞けば聞くほど"身近"に感じてしまいますからね。 でも実際には、室内に入ると「見えてくるもの」があったのです。 見えてくるものもちろん、凄惨な現場みたいなものがそ

終の棲家というけれど(中編)

物価上昇が続く昨今、ただ貯金していてもお金の価値は相対的に下がるばかり。「長もちして、できれば売れるものにお金を使おう」と考えていたら、うっかり"おうち"を買っていた、という話の続きです。 なお、いくら安く買える物件といっても固定資産税や、集合住宅なら管理費や修繕積立金などで意外と継続的な出費はあります。また、今まで借家暮らしをしていたことを思えば「中古で少々汚くても、そのまま住めばいいや」と思っていましたが、自分のものになるとけっこう意識が変わり、リフォーム費用も必要にな

終の棲家というけれど(前編)

まわりくど~い話になると恐縮なので、今回はオチを先に言ってしまいますよ。今年の2月にスーパー出遅れ状態で始めたネトゲ『ドラゴンクエストX』(DQX)で住宅購入に失敗しまして。「この失敗を活かして次につなぎたい!」と思っていたら、リアルでおうちを購入していました。 ぜんぜんそのつもりはなかったのに購入してしまったのでいわゆる衝動買いであり、そしてネトゲ脳ここに極まれりです。 ま、おうちといっても中古マンション、いえ中古というのも語弊があるほどの"太古"団地の一室に過ぎないん

「誰でも簡単にゲームを作れる」は幸福なことなのか? SNSとしてのマリオメーカー

8月に自由研究でミニマムSNSを作った際、その研究対象として久しぶりにマリオメーカーを触りました。以前……ずいぶん以前に「苦手チャレンジ」したあとにいくつかコースを作りはしたのですが、いまいちピンと来なくてそのままになっていました。 とはいえ今回は"SNS感"の手触りを確認したかっただけなので、その「いまいちピンと来ない」コースをなんのためらいもなく投稿! ちなみに『スーパーマリオメーカー2』は発売から4年以上経過していますがまだまだ数多くのコースが投稿されていて、今でも

20周年を迎えるMMORPGをいまさら(後編)

来年11月で20周年を迎えるらしいMMORPG『World of Warcraft』(WoW)を始めてみたらそこは台湾だったの後編です。 接続先のサーバーについてざっくり調べてみたところ、アカウントの「国/地域」の設定を変更すれば他地域のサーバーを選べるようになるっぽいです。そりゃそうですね。 ただ、アカウントの設定項目のうち「国/地域」はカスタマーサポートに申請しないと変えられないので、どうしようかなと。わざわざ手作業で変えてもらったとして、すぐまた戻してもらうのにはた

20周年を迎えるMMORPGをいまさら(前編)

『World of Warcraft』、通称「WoW」を始めてみました。WoWはBlizzard社のMMORPGで、2004年から運営されているそうです。えっ。あらためて調べて今知った感じですが、来年で20周年なんですね。うおー、おめでとうございます! ありがとうございます!(?) ところで、続けてこのnoteを読んでくださっている方は「キミ、FF11もドラクエ10もやってるじゃないか、よく時間あるなコラッ!」と思われるかもしれません。でも最近はちょっとした理由で無駄に時間

ギャンブル必勝!?シミューレーターをつくるよ(メタバース経済考・番外編)

先日、メタバース経済考の記事でMMORPG『ドラゴンクエストX』(ドラクエ10)の経済が「ギャンブルっぽい」ということを書いたばかりなのですが、あれはあくまで「少額の積み重ねでお金を吐き出させようとしている」という構造を指摘するものでした。決して開発者が、プレイヤーに賭博でゲーム内通貨を運用させようとしているわけではなかったのです。 ところが、どうもドラクエ10のプレイヤーの一部にギャンブルで金策をする習慣があるようなのです。 ドラクエ10で行なわれているというギャンブル

ドラクエ経済はギャンブル式?(後編) ~メタバース経済考

不評な記事の最終回です(自虐)。いいもん! ギャンブルのように小さな金額を繰り返し費やしていくことと、ゲーム内のアイテムの価値が短期的に移り変わり安定しないことから、ドラクエ10(ドラゴンクエストX)の経済では先行きを見通せず、「その日暮らし」に近い生活を求められる「圧」を感じます。 でも、これが意外なところでMMTやベーシックインカムに重なることに気付いたのです。しっかり、まとめます。 一億総中流社会、昭和の名残り?ドラクエ10では、簡単な「日課」で小さくない金額が与

ドラクエ経済はギャンブル式?(中編) ~メタバース経済考

決して「お金をかけて、お金を稼ぐ」わけではないけれど、ドラクエ10(ドラゴンクエストX)の経済は「ギャンブル」に似ています。都度、必要な金額は少額で済むけど、でも累計すればけっこうかかった、というかたちで「先見性」が発揮されにくくなっている――というお話の続きです。 ただしそれは主に、万人に関わる基礎システム的な経済の流れの話です。 それとは別の、「プレイヤー間の売買」には支払いを積み重ねる仕組みが適用されないので、希少品はただ単純に高額になります。なお、プレイヤー間の取