もしかして、鬱……?と思った夜の過ごし方
最初に、こちらは普段は鬱と無縁な人が、それでも落ち込んだり一時的に調子が悪くなってしまったときに特効薬的に読んでほしいnoteです。普段の私は鬱と無縁なタイプです。
本当に鬱の人が読んだら気分を害するかもしれないので、強い自覚症状のある方はUターンをお勧めします。
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最近、集中力の低下がすさまじい。
わたしは営業なので基本外回りなのですが、その外回り業務は一応できています。会社への遅刻もなく、後輩の相談にもちゃんと乗れていて、明日は同期との楽しみにしていた飲み会があり、仕事上の数字はどちらかというとノリに乗っている状態。人間関係はほぼ文句なし。来月のスキーの予定も積極的に立てています。
でもなんだか、本当にこれまでにないくらい、事務作業モードへの移行ができません。
原因はざっくりわかっていて、最近(約3ヶ月前から)通常業務にプラスする形で動かしていた案件の中身がブラックボックスすぎて、徐々〜に徐々〜に首を絞めてきています。今月末納品予定ですが、ずるずる延期で二月末までかかりそうな予感。提出書類は足りているのか?製品はちゃんと完済するのか?胃が痛い日々です。
加えて大規模なシステム改修が社内で予定されているので、普段は全く自分でやらないような書類作成を何百枚もこなす作業が12月以降発生しています。
これまでも目まぐるしすぎてブラックボックスになりかけていた通常業務が、新システムと旧システムに引き裂かれるようにして余計に不透明に。
そんな状況なので正直多少メンタルがやられたって仕方ないような気がするのですが、周りは元気だし私も側から見たらかなり元気に見えるはずです。営業なんて、基本的には辛い時でも人に笑いかけてしまう人種が多く採用されるので、事務所に暗い空気が溜まるということもありません。
でも辛い。こんな現状、どうにかしたい。
お仕事ハックはいろんな人が書いてくれているので、私はこの状況のメンタル的乗り越え方法を記録しておこうと思います。
①私は鬱だ!と認めてみる。
本当に鬱かどうかはこの際どうでもいいです。普通に疲れているだけかもしれないしやる気がないダメ社員なだけかもしれない。でも私という本人がしんどいなら、一旦それを「鬱」と呼んでみましょう。診断書なんていらない、私にとって今の私は間違いなく鬱だ!
と思った時、便利な言葉を発見しました。
冬季うつ。
日照時間の不足を主要因としておこる気分障害で、春を待てば治る。主症状は鬱病と同じ、ただし過眠・過食が見られるのが特徴。
一過性で体は元気なのに精神面だけが圧倒的に普段よりもしんどいこの感じ、ぴったり表してくれる言葉ではないでしょうか。
はい、私は一旦、冬季うつ!
②会社帰りにスタバに寄って普段食べないケーキも頼んでみる
バナナとチョコテリーヌのタルト、すごいおいしい。
ここからは冬季鬱対策として調べたことを中心に行動していくのですが、まず冬季鬱対策に良い食品は大豆、乳製品、肉類、バナナ、ナッツだそうです。ちなみにケーキはこれを調べる前に選びました。私の直感、劇的に仕事してくれています。
別にスタバでなくて良いのですが、気軽によれる場所でカフェなりマッサージなりスポーツなりしてみるのは良い気がします。
ポイントは心の声に従って寄り道をすること。
過食は体が求めているからこそ現れる症状だと思うので、たまには乗っかってみるのもいいんじゃないでしょうか?
③ジャーナリング
自分の気持ちを文字にそのまま吐き出すことをそう呼びます。記録としての日記よりも、もっと素直なイメージです。
この文章はいつもに比べてかなり勢いだけで書いています。文体も何もかなぐり捨てて、自分の心に浮かんだ順に思ったことを全部書く。
これは前々からやっていますが、かなり頭がすっきりするので本当におすすめです。
悩みを書くのも良いですが、全然関係ないことでも書くと脳のキャパが開くのを実感します。直近で読んだ本の感想や友達との予定の詳細など。
スマホもいいですが、やはりおすすめは手書きの方ですね。手書きだともっと読みにくくて心の動きに沿ったモノが出来上がります。人にはとても見せられない、それで全然いいんです。
④すぐ風呂に入る
ここからは私がこれから試すことです。
考えるのが面倒な人、丸パクリして下さい。
まず帰ったらご飯を食べてから速攻で風呂に入ります。(チョコテリーヌケーキを食べましたが旦那には言わずフルで夕飯も食べます)
風呂にはスマホを持って行きがちなのですが、今日は置いて行きます。
30分は浸かって、その後全身を保湿しまくります。足のカサカサは心のカサカサ。おすすめはボディクリームより、家にあるちょっといいハンドクリーム。プレゼントでもらったりしがちですが、どうせ使いきれないのならばココが使い所。
それから風呂上がりには、手首に香水をつけます。私の場合は会う人と状況を選ぶ、チョコレート&暖炉の香りの香水です。寝る時はそれをふかーく肺に入れる。
⑤がっつり集中できる趣味
ご自愛が済んだら、何も考えずに一定時間没頭できる趣味をやります。今日の私の場合はペン字です。でもあまり長時間やりません。疲れないくらい。
他の日だったら、作り置きか刺繍かカラオケです。筋トレっていう人も多そう。
頭を空っぽにすることが大事なので、あまり難しくなければゲームだって構いません。
⑥パソコンを抱えてベッドに
弊社は仕事の持ち帰りOKなので、普通に仕事用パソコンが手元にあります。誰からも絶対に連絡のこないこの時間に作業を進めたい。
でも基本的にこの時の私はオフなわけです。鬱なのにオフに仕事してるなんて、それだけで世界から称賛されるはず。それに、途中で嫌になったら寝ちゃっても何も問題ありません。飽きたらこのまま寝るぞ、と唱えながら一個でもいいのでタスクを片付けます。
残した仕事のために朝、さらなる早起きをするということはしません。これはあくまでアディショナルタイム。
⑦カーテンをちょっと開けて寝る
朝日はセロトニンを増やしてくれるらしい、という話を信じて、気休め程度にカーテンをあけます。
目覚ましは家を出る時刻の45分前。朝イチの仕事は諦めます。その代わりたっぷり寝て、温かいものを飲みながら朝の化粧をします。
⑧上司に冬季鬱だと言ってみる
これはリスキーですが、言える関係性なら言ってみましょう。冬季鬱ということで深刻度はちょっと下がります。悪いのは上司ではなく冬。
よほどの人間でない限りは多少心配してくれるでしょう。狙いは、自分の現状を伝えることのほかにもう一個あります。
鬱々した気分でパフォーマンスが落ちているのを、自分の普段からのサボりや無能のせいではなく、冬季鬱のせいだ主張して目を逸らすのです。
失敗したらなんて言われるだろう、という心配はものすごいストレスです。なので、先にこちらからなんて言われるかを決めてしまうのです。
冬季鬱だから仕方ないね、なんて言われないでしょう。きっと気持ちとしては「この程度の仕事で鬱なんて仮病もいいとこだ!」と思われるでしょう。 ※私は営業マネージャーは基本的にゴリラメンタルだと思っています。
でも仕方なくないですか?最初に自分に宣言した通り、私は今まちがいなく鬱なんだから。いつもよりしんどい、という事実だけはあるのだから。
代わりに、また元気になってきたら、〇〇さんに話を聞いてもらったおかげで元気になりました!と報告しましょう。別に上司から何のアクションもなかったとしても、こう言っておけばその後の成果に注目してくれるようになります。成果が出れば自分もそれに貢献した気分でちょっと喜んでもらえる、だから、これをいうのは仕事の調子が上向く瞬間がベストです。いうタイミングを伺いながら仕事をしましょう。
以上、ライフハックとも呼べないような私のアクションプランをご紹介しました。自称鬱のサラリーマンの皆さん、一緒に頑張って仕事を乗りこなそう!
自称じゃなくて本当に鬱だし!と思ったあなたはもっと本気の休息をとってくださいね。
辛い冬ですが、あと2ヶ月ほどで桜が咲くはず🌸