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アジア現地採用エッセイ

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#現地採用

国際新婚生活からの離婚寸前まで衝突しまくった話

今年はじめに入籍してからというもの、「新婚っていいな、結婚生活って楽しいな」と、のほほん気分にひたっていた矢先に、事件は起きました。 今週未明、犬も食わない夫婦大喧嘩が勃発。からの、離婚寸前までまっさかさまに。 堕ちてディザイア、燃えてディザイア。 ふとしたことがきっかけで 「オレのメンツをつぶすな!」 「こうなったらもう離婚だぞ!明日は役所行きだ!」 と大激怒のヤンくん。 そのへんにあるものを片っ端からブン投げて、夕食が載ったテーブルをまるごと盛大にひっくり返し、顔を

「日本人でよかったな」感謝しかない海外生活

香港、カナダバンクーバー、シンガポール、そして現在は中国深セン。4ヶ国で暮らしてみたけど、どこでもだいたい快適です。 「なにが私にとって快適だと感じるポイントなんだろう?」 ここを詳しく掘り下げたくて、いろいろ考えてみました。おそらく、どこにいてもなにをしていても快適さを感じられる理由は日本人であるというバックグラウンドと、もうひとつは母語である日本語に加えて第二言語の英語も話す能力があるからかな、と。 英語運用能力に関して、具体的には①中学英語レベルの単語と文法で、②誰とで

シンガポールと中国深センを比べて感じる働き方の変化

マイコさんが運営する「ランサーワールド」というオンライサロンでのおしゃべり企画に参加してきました。楽しかったです、お誘いありがとうございました! マイコさんは難易度高い韓国現地採用を経てフリーランスになり、現在では海外ノマドを満喫されるすごい方です。尊敬。 28歳フリーターだった私がはじめての海外転職先で選んだのがシンガポールでした。理由はいろいろあったのですが、なかでも決定的だったのは、英語で仕事ができることと友達がいたこと。友達といってもTwitterでシンガポール現

海外就職 Q&A フリーター? 新卒? 向き不向き?

正社員になったことがないフリーターですが、海外就職できますか?できます! でも大変です。というのも、実務経験や専門的なスキルがないと私のように苦労します。 正社員、アルバイト、派遣社員、など、海外就職において雇用形態は全く関係ありません。(むしろ日本人はなぜ正社員かどうかをあんなに気にするんだろうか) 大事なのは「なにをやったか」を面接でアピールできるかどうか。達成したことや専門性を具体的にどんどん話しましょう。 当時、大卒でフリーター2年やっただけの私は専門性ゼロでした

海外転職5年目のリアル × 10

いらっしゃいませ、ゼロからの海外転職を応援するゆきのnoteへようこそ! これまでは週刊note として、2014年に私が初めてのシンガポール現地採用に挑戦したエピソードをほぼ実話で連載しています。 今回は特別編として、海外就職(アジア転職)をして5年目に突入するとどんなカンジ? という体験談をお届け! 先に結論を申し上げると、日本がいいよねって確信しつつも、日本にすぐに帰れるアジア諸国でゆるく楽しく働いて暮らしたい! そのココロを、10のトピックで説明したいと思いま

ここがポイント! 海外就職の面接

こんばんは、ゆきのです。 週刊連載noteの番外編として、はじめての海外就職を応援するシリーズをお届けします。 日本と海外、転職活動の面接はどんなところが違うの? これまでの記事にもあった面接について、今回はさらに深堀りして3つのポイントで書いてみました。 1 専門性をアピール「総合職」の呼び名の通り、日本での職歴や経歴はとにかく曖昧でわかりにくい。 例えば営業職なら、セールスのほかに、電話対応、データをまとめて資料作成、経費を精算、周りのメンバーをサポートしたり、

ここがちがうよ海外就職!

週刊note番外編! 今回は、海外で働いて直面したカルチャーギャップについて。 日本社会は厳しいと思っていたけど、実際はアジア諸国の働く環境がゆるすぎるだけ。比較するのが難しいほどの異世界。 出勤したらまず朝食 残業なんてありえない? 病気になったらすぐ休む! 働きはじめた当初は驚きの連続で、「ホントに? これでいいの?」とビビりまくってとてもじゃないけどローカル式なんて無理。それでもやっぱり慣れて、郷に入って1年経ったら郷に従うように。 今回はアジア転職・シンガポー

初めての海外転職で気をつけること

情報収集をしっかり働いて暮らしたい国や都市を決めたらはじめにやること。それはネットで情報収集! ・行きたい国や都市 x 希望の職種業種 ・就労ビザに関して ・家賃や物価などの生活面について まずはGoogle検索、SNSやブログもスマホでせっせと探します。 さらに「この人に聞いてみたいな」という発信者を見つけたら、SNSのアカウントやブログのコメント欄で直接質問してみましょう。 知らない人に質問をしたり、「教えて下さい」と直接コンタクトすることをためらう人もいますが、海

どこでも生きられるように世界仕様で自分の最適化を進めた結果、日本で超生きにくくなってしまった。これはヤバい。

2020年2月から11月まで、およそ9ヶ月に渡る日本一時帰国を経て、中国深センに戻ってきました。 2週間のホテル隔離生活を終えて、自宅にたどり着くまであと少し。 日本での生活は快適で楽しくて、経験値をガシガシ積み上げて、めったに会えない友人達と最高にくだらない時間を共にして、また新たな出会いや発見にも恵まれて、つまり超充実していました。 「中国帰りたくないな、ずっとこうしていたいな」なんてちょっと思ったりもしました。 そして実際に私の日常である海外生活に戻ってみて。楽しく

現地採用なんてもう二度とやるもんか

「海外アジア現地採用の光と影」と題してお届けするシリーズ。光があるとこには影がかならず生まれるもの、今回は後編・ダークサイドです。 前編はこちら。 はじめての現地採用で内定がもらえなかった、就労ビザがおりなかった、想像してた仕事や生活とは全然違った、という実話をもとにしたフィクションです。実在する人物、国名、企業などとは一切関係がない読み物としてお楽しみください。 まったく新しいなにかを始めるときには、トラブルやハプニングは必ず起きます。例えば私の場合、シンガポールで初

海外転職x自由度高い=不安定? と感じる理由と私の実践案

またまたマシュマロを投げていただきました。ありがとうございます! 前回に続いて海外現地採用という働き方についてのご質問ですね。全力で回答させていただきます。 ちなみに前回は中国現地採用の給料とかいろいろ詳しく書いてみました。ご興味ございましたらあわせてどうぞ。ぜひ! 海外現地採用の魅力のひとつは「自由度の高さ」だと思っています。 海外で働いてみたい! と思ったときに日本にいながら転職エージェントに登録して仕事探しを始めたらいいし、現地で実際に働いてみて、面白いと思えた

コロナ禍が私に運んできた○○

コロナ禍が私にもたらしたものについて、あれこれ考えてみる。 自分の意志とガッツがあれば、いつでもどこにでも自由に行けると思っていた。 これまでは。 世界はすっかりボーダレス化して、安全で便利になった。LCC格安航空路線の恩恵を受けまくって、引越しも転職も旅行も、パスポートを片手にフットワーク軽く飛び回っていた。日本のパスポートは観光ビザを準備しなくていいのも、海外ホッピングに拍車をかけてくれていたんだな。 アジア圏全域の行動範囲が当たり前だったので、2020年は全く

日本式贈り物ウォーズ 〜この支配からの卒業2〜

贈り物とかプレゼントが苦手だ。あげるのももらうのも、いつも一大事。 自分の好みが偏っていることを自覚しているから、自分好みで選ぶのはよくない気がする。かと言って、なにを基準に選べば良いのかわからない。 とはいえ古き良き日本の文化も最近は進化してきて、クーポンを送り合うというスタイルのプレゼントがちょっとしたブームらしい。 ひょんなことからTwitterのフォロワーさんからURLリンクのプレゼントをいただいた。リンク先はスタバのギフトカードで、好きなものを注文して、レジで

中国深センの自宅に帰れないまま100日経過した心情変化

温暖な気候であまり咲かなかった今年の桜。それでもやっぱり綺麗で、近所を散歩しながらずっとながめていた。 2020年3月28日、いきなりビザ無期限停止。 その3日後の上海便を予約していたのに、中国の自宅に帰るという望みはブツリと絶たれた。 それから、家に帰れない終わりのない日々が始まった。 3月と4月はつらくてつらくて、毎日泣いてた。 あと1週間早い飛行機にしていれば そもそも2月に日本に一時帰国しなければ あのまま婚約者ヤンくんと一緒にいたら、こんなに長いあいだ離れ離