心が落ち込みやすい冬の養生
些細な失敗を思いだしていつまでも悔やんだり、自分を責めたりしていませんか。
マイナスな感情を克服するエネルギーは五臓の腎がもっています。
腎は体にエネルギーを蓄えて成長や発育を促し、ホルモンバランス、水分代謝などを整えています。骨や歯が弱るのを防ぐのも腎のパワー。
寒さに弱い腎なので冬はパワーダウン。月経周期が乱れたり、難聴、頻尿、健忘や足腰痛など老化による不調も多くみられます。
腎は驚きや恐怖の感情と強く結びつくので、腎が弱るとちょっとしたことにビクビクしがちです。
新しい場所に行く、知らない人と話すのが億劫になったり変化を嫌うようにもなります。
また空気の乾燥が進むと肺が弱ります。
肺が弱ると悲しみを感じやすくなり、わけもなく落ち込んだり寂しくなったりしがち。
心と体はつながっています。
季節の変化により体が変わると心も変わって当たり前。
気分が沈みがちになるけれど、これもこの時季(秋冬)のせいだとあきらめて、腎と肺を守りましょう。
体を温めて腎を元気にする、肺を潤わせる食材を積極的にとります。
🔸栗
体を温め腎と胃の働きがアップします。疲労回復、足腰のだるさを軽減。栗に含まれるビタミンCは加熱しても壊れにくいのでストレスにより失われるビタミンCを補えます。食物繊維も豊富。
栗は道の駅でよく買います。皮も柔らかくて剥きやすいから。栗ごはんもよくつくります。甘栗でもできますよ。
🔸カリフラワー
腎を補い、どっしりと落ちついた心を養います。
疲労回復や風邪予防、老廃物の排出も助けてくれます。
カリフラワーとじゃがいも、玉ねぎのみじん切りをブレンダーで混ぜて、牛乳を加えたカリフラワーポタージュをよく作ります。味つけはコンソメ顆粒と塩胡椒。
体も温まります。
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