秋は潤いが大切【処暑の養生】
8月23日は二十四節気の処暑
「処」には「止まる」という意味があるのですが。
朝晩は少し暑さも和らぎましたが、日中はまだまだ気温の高い日が続いています。
夏の暑さが残り、秋も深まっていく時期
体の中は熱がこもり、汗もたくさんかいてカラカラの高温乾燥地帯となっています。
秋風が吹きはじめると乾いた空気が鼻、喉を伝わり、粘膜や肺の中も乾燥しはじめます。
おまけに秋雨や台風の接近も多い季節なので体に湿も入りこむのです。梅雨と同じ不調も出ます。
気温の変化や寒暖差、溜まった夏の疲れなど。夏の終わりには様々な不調がみられます。
秋は潤いが大切。処暑の薬膳はこの二つ。
①熱を冷まして乾燥を防ぐ
②潤いを与えて肺を補う
おすすめは、
🔹豚肉
気と潤いを補い、体の熱を冷ます。疲労回復効果も。潤い不足からくるイライラなどメンタル不調にも効果を発揮。
🔹昆布
体にこもる熱をとり、余分な水分を排出。のぼせた体を冷ます。
🔹ゴーヤ
体の熱を鎮める。重だるさ、のぼせ、ほてり、イライラ、目の充血などの緩和に。
🔹にんにく
体を温め胃腸を元気に。痰をとり咳を鎮める。
にんにくには抗菌作用もあり風邪予防にもなる。
沖縄料理の2品を作りました。
🔸ゴーヤチャンプルー
この時期の悩みを解消してくれるパーフェクト養生食。
ゴーヤ、豚肉、豆腐は体の熱をとり潤いを補給。
玉子、玉ねぎで血を補い巡らせます。
🔸クーブイリチー
昆布は体に溜まった熱や湿もとります。台風前の重だるさ、頭痛、むくみ解消に。
まとめ
昼間の熱を冷まし、心を落ち着かせて、たっぷり栄養、しっかり休養。睡眠も十分とりましょう。
処暑は人もいったんとまって体や心のようすをみる時期なのかもしれません。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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