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2024年11月の記事一覧

文才でも語彙力でもない細分化が「好きを言語化する技術」

文才でも語彙力でもない細分化が「好きを言語化する技術」

いやー、めっちゃおもしろかった。ためになるわ。まじで考えさせられた。やばいわ。泣けてきたわ。

感動を伝えたいのに。言葉が出てこない。
やばい、おもしろかった、感動した、考えさせられた、泣けた、なんて誰もが使うありきたりな言い方しかできない。しかもこれらは思考を停止させる言葉。

noteを書くときにも避けたい。だけどあるある。「楽しい」とか「すてき」とか多用してるわ。「いかがでしたか」など定型文

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人が本を選ぶ顔と好きな本を語る表情がたまらなく好き

人が本を選ぶ顔と好きな本を語る表情がたまらなく好き

子どものころから読書が好きで本の虫、いや本に棲んでいる虫かとまで言われていたけれど。最近の読書はもっぱら電子書籍。

紙の本へのこだわりが強い人も多いけど、私は電子書籍をはじめて手にとったとき、こんないいものがあったのかと素早く飛びついた。

何がいいって、行間や文字の大きさ、書体など好みにカスタマイズできる。

縦書きでも横書きでも行間のつまった文章は苦手。
無表情な字のかたまりが飛び込んでくる

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面白いことがあるから日記を書くんじゃない「日記の練習」

面白いことがあるから日記を書くんじゃない「日記の練習」

生活のなかで「あっ、これ日記に書こう」が増えていくと毎日がおもしろくなる。

どこそこに行ってこんなことがありました的な日記は私は書けなくて。日記に書かなくても覚えているだろう大きなできごとも書かない。

日常の端々でふと浮かんだ思いや発見を書いている。
きっと明日には忘れているようなことを書いている。

れいんさんの視点がおもしろすぎ。道ですれ違ったおじさんのクシャミが「アクション!」と映画監督

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まるい心で青春時代

まるい心で青春時代

漫才コンビアキナの山名さんの推し本。くどうれいんさんのエッセイを読んでみた。

山名さんは「文章がまるい」とおっしゃっていた。
文章よりもれいんさん自身のきもちがまるいんじゃないのと読んでて感じる。

人をながめる目線が、素直でやわらかであたたか。
れいんワールドに身をゆだねて読んでいると、心がほどけて尖った心もまるくなる。トゲだらけだからね。

私ももっと素直だったら、もっと違う人生だったんだろ

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