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編…淡交社編集局『京の茶道具作家名鑑』

 陶磁器、金工、漆工、木竹工の現代作家たちの作品を紹介している本。


 華やかなもの。

 渋いもの。

 それぞれに個性があって美しいです。

 目の保養になるなぁと思って見ていったら、わたしのお茶の先生が好んでお稽古に使っている道具にそっくりな物が出てきたので、お茶の先生に聞いたら、その作家さんの作品だそうです。

 作家物と知って、よりお稽古の時に手が震えるようになりました…。

 …って、作家物であろうが無かろうが、道具は大事に扱わないといけないのですが。

 同じお茶でも、道具が違えばお茶の味わいが変わりそう。

 もしわたしがお茶会を開くことがあったら、お茶碗はこれ、水指はこれ、香合はこれを使えたら良いな…釜はこれ、花入はこれが好きだなぁ…と妄想しながら楽しくこの本を読めました。

 …勿論、わたしにはそんな財力はありませんが、憧れるのは自由ですものね。

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