編…美術手帖『葛飾北斎 江戸から世界を魅了した画狂』
大胆にデフォルメしたり、執拗なほど細密に描き込んだり、「ベロ藍」と呼ばれる深いブルーで静と動を表現したり…。
遊び心いっぱいで楽しい作品もあれば、同じ画家とは思えないほど狂気を感じさせる作品もある…。
そんな多彩な北斎の世界を、ユーモアいっぱいに紹介している本。
春画も結構あるので、小学生以下のお子さんには本音を言うとちょっとおすすめしにくいですが…。
北斎作品の入門にぴったりな内容だと思います。
多くの作品がカラーで載っているので、ページを捲っているだけでも、まるで美術展を観ているかのような気分でワクワクしてきます。
また、まるで雑誌のコーナーのように目を惹く見出しがいくつもあるので、読んでいてちっとも飽きません。
わたしはこの本と出会ったことを機に、もっともっと葛飾北斎について知りたくなりました。
〈こういう方におすすめ〉
葛飾北斎の作品の入門的な本を探している方。
〈読書所要時間の目安〉
1時間くらい。
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