インドで7kg痩せた。なんちゃって研修旅行。
食事が合わないは、致命的だ。
日本に戻り、久しぶりに会った友人の第一声は「大丈夫?」だった。
海外シリーズ第1回は、食事の大切さを学んだ10日間の話をお届けする。
大学生の私は「国際ゼミナール」を履修していた。
少人数の田舎大学ならではの、小規模研修旅行。
初めてのパスポート申請や、旅行計画作成。
ワクワクが募り、私はインドへと旅立った。
噂通り空気は澱んでおり、野良犬が街中を闊歩していた。
そこら辺の文化や空気感の話は一旦置いておく。
私は、辛いものや香辛料が苦手だ。
私のインド生活は、これが致命傷となった。
先生のツテで滞在した村では、
タイ米やチャパティ(全粒粉を使用した平たいパン)と共に、ひたすらカレーが振る舞われた。
チャイ(茶葉をミルクで煮出し、砂糖を加えたお茶)だけが、唯一の救いとなった。
1番興味深かった話。
インド人の夫がスプーンを駆使して食事しているのに対して、日本人の奥さんが一切スプーンを使うことなく手で食事をしていた。
理由を訊ねてみると、
奥さん「郷に入っては郷に従え」
夫「手が汚れるから嫌だ」だそうだ。
今思い出しても、理解に苦しむ。
それはさておき、村を出てレストランで外食する機会があり米国風の食事をした時は、美味しすぎて飛ぶかと思った。
筋トレで身体を絞りまくっているトレーニーのチートデイみたいな感覚を知った瞬間だったと思う。
しかし、悪い事だけではなかった。
アトピーを持っている私だが、肌荒れが一切なくなったのだ。
痒みもない。
添加物が含まれていない食事のおかげだった。
日本で元の食生活に戻った途端、症状は再発した。
図らずも添加物の怖さを身に染みて体感した。
しかし、今ではあの時の香辛料臭いカレーも愛おしく思える。
それ程までに、いい経験を得たと思う。
日本では、まず味わえない現地の味なのだから。
ついでに、ダイエットにも成功したし!
ここまで読んでくれた方ありがとうございました。
スキやフォロー等してくれたら嬉しいです!