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【幼児教育を科学する⑤】小1、年少との家庭での関わり方を、「実行可能な粒度」まで落とし込む。

こんにちは~honaです!

昨日は横浜では花火が上がりました!花火が上がること自体を知らなかったのでびっくり。しかもクライマックスの時に、メインのみなとみらいの場所以外に、他の場所でも花火が上がっているのが家から見えて、家族全員すっかり魅了されました~。

他の場所での花火は、コロナの収束と医療従事者への感謝を込めて打ち上げられたそうです。素敵ですね。花火大会、今年は行けるといいなぁ!><


さて今日も「幼児教育を科学する」と言うテーマでやっていきたいと思います。

今日は昨日に引き続いた感じなのですが、これまでのインプットをしたことを我が家の子供との関わり方へ落とし込んでいきたいと考えていて、昨日の記事はざっくりと方針のようなものをまとめたのですが、今日はさらに深掘りして、実際に実行に移せるくらいの粒度まで考えていこうと思っています。

今日、主に参考にさせていただいた書籍がこちらになります。

以前の記事でもちょっと紹介しましたが、もともとこちらの書籍から「幼児教育と脳」を知りました。
上記の著者の大久保さんは、科学的知見やエビデンスをもっと幼児教育に活用していこうと言うお考えの方です。

こちらの書籍では、大久保さんの40年にわたる教育実践をもとに、学校や家庭がどのように子供に関わっていくと子供の能力が育まれるかと言うことを、具体的な方法を例示してわかりやすく述べてくださっています。

今回はその事例を参考にしつつ、我が家の子供との過ごし方を充実させるためにどう実践していくか?を行動できるレベルで考えてみました

まず大前提に、9歳までの子供には座学ではなく体験をさせる、つまり五感を使った経験をさせることが重要です。

これは大久保さんのお言葉ですが、澤口俊之さんの「幼児教育と脳」でも関連して、以下のように述べられています。

子どもが何かに熱中するときの脳内物質が、多重知性フレームを豊かに発達させる。熱中するには、自分の好きか得意なものを見つけて自ら取り組む「自発性」が必要で、その根っこには人類の進化上特徴的な「好奇心」がある。「好奇心」を発揮するには、「多様な環境」つまり良質の音楽や絵画、楽器、遊び道具、多種多様な本などがある環境、加えて野外に積極的に連れ出し、昆虫や植物などの生き物、あるいは森林や川海などなどに積極的に触れさせる事を整える必要がある。

「幼児教育と脳」より筆者要約

なので、ゲームやテレビは論外!ですね(もちろんゼロには出来ないけれど夏休みだからった増やさない方針ということです)。

なお大久保さんの書籍では、子どもの多重知性について以下のように分類されております。それぞれの知能を育むことができる活動を、意識していく必要があります。

「言語的知能」
「論理数学的知能」
「音楽的知能」
「絵画的知能」
「空間的知能」
「身体的知能」


①読書やお絵かきをしやすい環境を作る

いろいろな本を読む事は、新しい世界を知るために一番効率的な手段です。私はそれを大人になってから気づきましたが、子供には早いうちから本にたくさん触れて様々な知識を少しずつ積み重ね、新しい世界に連れて行ってもらう経験をして欲しいなと思っています。

またお絵かきや造形は、子供にとっての1番身近なアウトプットの方法だと考えています。大人は、文字を書けるし打てるし会話も子供よりはスムーズに話せるので、日記やブログや会話などでアウトプットする機会が多いですが、子供たちにとって自分が感じたこと考えたことを出力すると言う機会が、お絵かきや造形によってもたらされると思っています。

そう考えてはいたけれど、なかなか思うように読書もお絵描きも進んでやってもらえない。
ふと、我が家は子供たちにとって、読書やお絵かきがすぐできる状況じゃないんじゃないか?と気づきました。

リビングで子ども達がいちばん居る時間が長い場所のテレビ画面の下の収納には、おもちゃが基本的に置いてあります。一方で図鑑や絵本、またお絵かき帳や色鉛筆などは、同じ部屋の中ですがそこから少し離れたところにあります。

なのでまずこの環境を変えようと決意しました!!

ただこれには夫の協力も必要なのですが汗(おそらくDIYが必要なため)、しかしおそらくある程度賛成してくれると思うので、なるべく早いうちに子供が手に取りやすい場所に本とお絵かきセットを置くことをしていきたいと思います。

夫に伝えるためのイメージ図。

読書は言語的知能、お絵描きは絵画的知能に影響すると思います。

②ピアノも身近にする

実は先週から子供2人ともピアノを習い始めました!ちょっと家からは遠くて車で5分位なのですが、先生が明るく、教え方もアメリカで培ったスキルのようで私にとって新しく、何より子供たちが「楽しい!また行きたい」と言ったので、はじめてみました。

 1週間に1人30分程度ピアノを習うので、家にある電子キーボードをリビングで触りやすくしてあげて、いつでも弾けるように整備しようとおもってます^^

この活動は、音楽的知能に影響してくれそうです。

③お手伝いをしやすい環境作り

最近子供たちは2人とも、洗濯や食器洗い、お料理などお手伝いに結構興味を持ってやってくれます。

今は私が仕事に出てないこともあ時間を以前よりはとってあげられるので、なるべく手伝いをしてもらおうと思っています。

ただ、実は我が家のキッチンは今キッチンマットを敷いていなくて、子供が水をこぼしたり、食べ物落としたりするとぎゃーーーって悲鳴をあげてしまう感じになっています。。

なので一旦キッチンマットを敷いてみて、子供が手伝いやすい環境を整えたいと思っています!

家事のお手伝い(手伝いと言うよりも「おしごと」と言ったほうがいいですかね)では、身体的知能空間的知能、さらには「お米1杯でお水200mlだからお米4杯だとお水はどのくらい必要?」といったことで論理数学的知能までも育めるものだと思っています。
さらに今回のシリーズでお伝えしたことで言えば、「他者の真似をする」と言う=文化を継承していくと言う意味でも、大事な活動だと思っています。

④美術館・博物館・音楽会に積極的に出かける

普段自然の溢れる公園や海や山にはよく行きますが、なぜか美術館や博物館にはそんなに出かけていない我が家。しかしながら特に小1長男は、今様々な新しい事柄を知りたい欲がある時期だと思いますので、その興味を刺激して幅を広げるためにも、これから美術館・博物館また音楽を聴くような場所を調べて、どんどん出かけていきたいと思っています!

この中で、言語的知性、絵画的知性、空間的知性、音楽的知性が伸ばされるのかなあと思います。

⑤小1と年少への関わり方を、どう切り分けるか

「幼児教育と脳」や、上記の大久保さんの著書を読んでも、なかなか7歳と4歳でどう関わり方を分けるかと言う具体的な事まで記載はありませんでした。。

だからといって、3歳も違うのに同じ関わり方をするのはちょっと違うんじゃないかなぁと思って、以前保育士資格を取った時にユーキャンからもらった保育所保育指針とその解説書を取り出して読んでみました。

すると、おおむね6歳のところにこのような記載がありました。

様々な知識や経験を生かし、創意工夫を重ね、遊びを発展させる思考力や認識力も高まり、自然事象や社会事象文字等への興味や関心も深まっていく

保育所保育指針第2章の2発達過程より

一方で、おおむね4歳のところにこのような記載がありました。

自然など身近な環境に積極的に関わり、様々な物の特性を知り、それらとの関わり方や遊び方を体得していく。想像力が豊かになり、目的を持って行動し作ったり描いたり試したりするようになるが、自分の行動やその結果を予測して不安になるなどの葛藤も経験する。

保育所保育指針第2章の2発達過程より

ふむふむ。確かに小1お兄ちゃんは今まさに、様々な事象に興味を持っていて自分で遊びをどんどん発展させることができるようになっているなぁ。

家庭で子供と一緒にいるにあたっては、それぞれ別々の活動させる事はなかなか難しいと思います。
なのでせめて同じ活動の中でも、例えばお兄ちゃんにはちょっと声掛けを変えて考えさせてみたり、図鑑で調べさせてみたり、運動をする時もお兄ちゃんの方がちょっと負荷がかかるような方法をとってみたり、ちょっとだけ工夫することでそれぞれに少しでも適した活動にしていきたい。

ちょっとここは具体的でなくて申し訳ないのですが、こうした違いを意識して、日々の関わり方をちょっとずつ考えて、変えていきたいと思っています!


⑥自然に触れあう、体を動かす


①~⑤以外にも、以下を実践予定です。
 ・近くの自然豊かな県立公園に週1で行く
 ・区内のプールに週1で行く
 ・キャンプに7~8月で4回いく
 ・海水浴に行く
 ・じいじばあばのお家でお泊りする

こうしてすべて挙げてみると、夏休みって長いな~と思っていたのに、あれ・・・夏休み、時間足りる?!って思ってきました(;^_^A わくわくしちゃいます。

また昨日の記事では、家庭だけでなく異年齢の子どもとの関わりをもっと持たせたいと考えていることも触れました。

https://note.com/hona_channel/n/n659f7f174b5f


今日の記事ではそこまでいかなかったので、今日挙げた活動と並行して、これからもっと考えていこうと思います!


すっかり長くなりました(;^_^A
ここまでお読みいただきありがとうございました!!

また。



hona

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