あなたも、あなたの子どもも、ビタミンD不足かもしれない。
きっかけは、栄養にも詳しいヨガのインストラクターさんからの情報。
その後、最近になって今まで以上に自分自身の栄養やトレーニングを気にするようになって、なかやまきんに君のYouTubeを遡っていたら、同じような情報発信をされていました。
そこで初めて私の中で、確かな研究結果をもとに示唆されているいうことなんだと、ようやく自分事になりました。
ビタミン D の役割。足りなくなるとどうなる?
まずは、ビタミン D の役割について。
ビタミン D はの主な役割は、カルシウムとリンの吸収を促進すること。
骨や歯と言うと、カルシウムのイメージが強いと思いますが、ビタミン D も重要な役割を担っています。
では、そんなビタミン D が体内で不足すると、どういった影響があるのでしょうか?
まず分かりやすいのが、骨密度の減少に伴う骨粗鬆症です。
さらには、骨密度が下がる、つまり骨が痩せることで、なんと顔などの肌のたるみにもつながっているだろうということです。
また、子供の場合には、『くる病』と言って骨が柔らかくなってしまう病気を発症するリスクが高まります。
そしてビタミン D を正常摂取することで、アトピー性皮膚炎が改善したり、自閉症発症率が下がったり、ということも報告されているようです。
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どんな栄養素もそうですが、足りなくてもいかんし、取りすぎてもいかん。
しかしながら、どうやらここ最近、ビタミン D が不足している人が増えているのではないかという指摘があるようです。
近年懸念されるビタミン D 不足。なぜ起きているのか?
ズバリ、過度な紫外線対策だと言われています。
なぜなら、ビタミン Dは食事からの摂取ももちろんできますが、それよりも紫外線を浴びることで体内で生成されるから。
近年、過酸化物やハロカーボンといった人工化学物質によってオゾン層が破壊され、紫外線が強くなっていると言われています。
そのため、過度な日焼けやシミ、皮膚がんを防ぐべく、子供から大人までしっかり紫外線対策をしようという習慣が当たり前になってきました。
正直、私もそう考えていて、常に紫外線対策を怠らないようにしてきました。
美容賢者の方は、こぞって「紫外線対策ゼッタイ!」と仰いますし。
もちろん対策をした方が、見た目には肌は焼けないし、シミも出来にくい。
その一方で、ビタミン D の体内での生成が少なくなってしまうらしいのです。
子どもも、ビタミン D 不足かもしれない
皆様の周りにいらっしゃるお子さんは、十分に日差しを浴びて活動していますか?
最近は子供にも紫外線対策をしっかりする親御さんも少なくないのではないでしょうか。
もちろん、彼らの健やかな成長のためですし、皮膚の弱いお子さんには紫外線対策は必須になってきます。
しかしながら毎日、日焼け止めを全身に塗って、帽子をかぶって、長袖などで肌を隠していると、もしかしたらお子さんのビタミン D が足りなくなっているかもしれません。
子どものビタミン D 不足で代表的な疾病は、先も挙げた『くる病』ですが、他にもアトピー性皮膚炎、自閉症、糖尿病、統合失調症などの疾病にも関わるという研究結果もあるようです。
https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/20210305_15th_shokuiku_s4.pdf
ビタミン D 不足にならないためには?!
じゃあどうしたらいいの?
日焼け止め塗らなかったら焼けちゃうじゃん!!
と、私自身、困惑しました。
そこで色々調べてみました結果、
日焼けしない程度に、紫外線を浴びる
ことが、一番手っ取り早いのかなと思っています。
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正しい対策を考える上で、参考になるのがこちらのサイト。
札幌・つくば・那覇の3地点について、1日に必要なビタミン Dを生成するのに必要となる日光浴の時間が公開されています。
その他、細かい条件はこちら。
・顔と腕を日焼け止めを塗らない状態で露出しているケースを想定
・晴れの日の紫外線照射量で計算
・午前9時・正午・午後3時の各時刻で、夏場と冬場それぞれでビタミンD 5.5 μgを生成するのに必要となる紫外線照射時間を計算
これを見ると、7月つまり夏ではあっという間に生成されますが、一方で冬場になると時間が長くなっているのがわかります。
つまり、夏は、短時間なら紫外線対策は不要。
冬は、むしろ日焼け止めも塗らないくらいでちょうどよい。
と受け止めました。
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私はビタミンDについて知るまでは、絶対焼かない!!と思って、紫外線対策を講じていました。
幼稚園の送り迎えなどの短時間の外出さえ、日焼け止めを全身塗って、帽子かぶって、紫外線カットのアームウォーマーつけて、日傘をさして、、、完全防備。
で、今はどうしてるかっていうと、短時間の外出なら顔や首、腕に日焼け止めは塗るけど、アームウォーマーや日傘は多用しないようにしています。
なお夏場のキャンプや長時間のおでかけは、今まで通りしっかり紫外線対策を講じます(^^)v
人によっては、焼けやすい、シミになりやすいという体質、そもそも体格によって必要なビタミン D 量も違うので、紫外線対策は人それぞれで考慮したらいいかなと思っています。
また、子供に対しての過度な紫外線対策も気をつけなければ、と思いました。
特に、紫外線が弱い冬は、ビタミン Dの生成量も落ちるようですから、寒くても外遊びをたくさんさせてあげる必要がありそうです。
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ちなみに、ビタミン Dのサプリメントもあるようですが、基本的には食事からもしくは紫外線を浴びることが推奨されているようです。
どんな栄養素でもそうですが、摂り過ぎも体によくありません。
例えば、治療中などで紫外線を浴びることがどうしてもできないとか、何らかの理由がある場合以外は、サプリメントは取らなくてもいい、と個人的には思っています。
おわりに
さいしょ、ビタミンDが不足ってどゆこと?紫外線って悪者じゃないの?って思ってましたけど、調べていくと確かに都会人ほどビタミンD不足の傾向は顕著かもしれないと思いました。
きっと田舎の人々より外遊びが少ない上に、紫外線対策にも気を配る方が多そうです。
いやぁしかし、身体のこと栄養のことを勉強する時、全ての生命体はなんて絶妙なバランスで成り立ってるんだと感銘を受けます。
あわせて、生かされているんだなぁと思います。
最近、突然身体や栄養について知りたい欲がむくむくとわいているので、またそのうち調べたことをアウトプットすると思います。
お付き合いいただけたら幸いでございますm(__)m
では今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました!
hona