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【メンタルフレンドのお話⑦現実と向き合う準備へ(実話)】

こんにちは!
ひまわりと申します🌻

私は、学生の頃、しばらく学校に行けていない小・中学生のお子様のお家を訪問して一緒に過ごすアルバイト(メンタルフレンド)をしていました。
引き続きその頃のお話を当時の日記を読み返しながら書いていこうと思います。

※実話でありますので、名前は(仮)とさせていただき、個人が特定されないよう充分に配慮しつつ書いてまいります。後半は有料記事となっております。挿絵画像はイメージです。

開いて見てくださって
ありがとうございます💐

これまでのあらすじ
メンタルフレンドを始めた私。一方的な関わりしか出来ていないと感じていたところ、みのりちゃんと会って話せたことで、みのりちゃんは繊細で優しい心をもっている子で、思いが届いていたことを知ることが出来ました。
みのりちゃんと会って話すことができた事、私が一方的だと思っていた関わりは扉の向こうのみのりちゃんに届いていたと知ることができた事は、私の中で少しだけ自信に繋がりました。


本屋で吟味した国語と算数のワークを買って数日後の訪問日。

みのりちゃんは少し恥ずかしそうにしていましたが、
笑顔で迎えてくれました。

みのりちゃんは物語や登場人物の設定を私が帰宅してからも考えてくれていたようで、私が部屋に入って荷物をおろすなり、アイデアを話してくれました。

私「それいいね!あれからいろいろ考えてくれてたんだね。一緒に物語を作るの楽しみ。
でも、まずは国語と算数のワークを一緒にやろうと思ってるよ。いいかな?」

みのりちゃんはお母さんから聞いていたようで、すんなり受け入れてくれました。

国語と算数のワークを数ページずつ取り組み、その後、自由帳を広げて一緒に漫画の作成を始めました。

この日から毎回、学習を20分ほどしてから一緒に絵を描いていく、という流れになりました。

時には、家庭科実習ということにして、ワークの勉強はなくして、おやつ作りをしたこともあります。🍩🍪

レシピをネットで探して、材料をメモして、近所のスーパーに買いに行くのです。みのりちゃんは学習ワークもお菓子作りも、時に私と冗談を言い合いながら、熱心に楽しそうに向き合っていました。


そんな中でも、物語作りは毎回取り組み、順調に進んでいきました。

主に、みのりちゃんがお話の内容を考える→私が描く→みのりちゃんが色を塗る、というスタイルで、みのりちゃんは時々登場する猫を描く担当も張り切ってくれました。

物語の主人公は、みのりちゃんの趣味、好きなことが反映され、理想とする要素(色んなトラブルがありながらもお友達に囲まれて学校生活を送っている)を持っていました。

物語作りを進めている際に、みのりちゃんとこんな会話をしたことがありました。

私「私、みのりちゃんに初めて会いに行く日は緊張して、何度も頭の中でシュミレーションしてたなぁ(笑)」

みのりちゃん「え。お姉さん、大人だよね?シュミレーションしてたの?大人なのに。」

私「あはは。大人なのに呆れる?(笑)」

みのりちゃん「うん(笑)…やっぱ、うそ。…お姉さんもそうなんだって。」

私「そうだよ。」

しばらく沈黙の後、みのりちゃんから

みのりちゃん「…ドア塞いだことあったでしょ?」

今回はこちらから有料となります。宜しければ是非ご覧ください💐

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