朝陽と海
昨日は新月
今日で8月が終わり
朝起きたときに
何かが終わって、何かが始まる
そんな感覚が、私を海に向かわせた。
幸い家族はみんな寝息をたてている。
そーっと、そーっと、
着替えて、玄関の鍵をかけて、車に乗り込む。
誰も居ない道を、走るのは気持ちがよい。
太陽がいつも、地球を照らすということ
その当たり前、は、すごい奇跡だということ
陽が昇る前のほんのちょっとの間
海が地球を抱きしめていて、すべてが静かだ。
優しい、優しい、ちょっとの間。
昇ったらもう、時間が始まる。
太陽が時間をつくっている。
そんな感覚。
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