マガジンのカバー画像

昆布のこと

54
産地や歴史の中で産地とつながりの深い土地を訪れて知ったことなど。
運営しているクリエイター

#北海道

写真の中の人に、会いに行きました。

それは、波打ち際に腰を落とし片膝をついて、モリのような道具を今にも放り投げて何かをとろう…

松田真枝
2年前
89

羅臼昆布にみんなが心底驚いたこと。

9月の或る朝の、埠頭から見た羅臼の街並みを見てください。 山と海の恵みの中で、そこに住む漁…

松田真枝
2年前
32

お肉たっぷり、食物繊維もたっぷり。それはクーブイリチー風の煮物

那覇で食べたクーブイリチー(昆布の炒め煮)はおいしかったなぁ。 2件の店で食べたのだけど、…

松田真枝
2年前
31

暑い日にしみいる昆布水の作り方

礼文島のホテルの温泉からあがって飲んだら、カラダに染み込んでいった冷たい昆布水。 その気…

松田真枝
5年前
80

昆布はどこからどこへ行く④羅臼昆布・前編

こんばんは。 羅臼昆布はわたしにとって、遠いものでした。 原因は、そのお値段です。高いで…

松田真枝
3年前
14

昆布はどこからどこへ行く③日高昆布

こんにちは! きょうから8月。昆布漁はこれからお盆くらいまで、スパートかけている時期です…

松田真枝
3年前
22

昆布はどこからどこへ行く。②真昆布

こんにちは。 きょうは、道南の真昆布のお話です。 昆布、に真(しん)がつくんですよ。 真の昆布、ということですね。自信と誇りを感じます。 それもそのはず。 献上昆布なんです。(天皇陛下に献上する昆布) 献上されたのは、名前がついた後ですけどね。 日本料理の中で、選びに選び抜かれた昆布なのです。 江戸時代には、最終目的地大坂まで大事に運ばれたのです。 幅も広く、見た目にも立派な真昆布が、経済的な力のあった人たちに好まれたのは想像に難くありません。 ほのかに感じる甘さ

昆布はどこからどこへ行く①利尻昆布

こんにちは! ほかいどーでは昆布の季節を迎えています。 北のてっぺんエリアでとれる利尻昆…

松田真枝
3年前
26

羅臼昆布のヒミツ。合言葉は「あんじょう」だ!!

こんにちは。 昆布漁が始まって、夏、夏、夏!!の北海道です。 きょうは、羅臼昆布のヒミツ…

松田真枝
3年前
14

竿前昆布漁が始まりました。

昆布漁のことを、竿を海に入れるといいます。 本来の漁は7月から。 「でも、まだ6月ですよー…

松田真枝
3年前
25

キャベツとシラス、昆布のスパゲッティ

こんばんは。 キャベツとシラスのスパゲッティ、まさに春の組み合わせ。 そこに棹前昆布を加…

松田真枝
3年前
27

歯舞の長昆布の世界へ。クリックして出かけましょう。

こんにちは。札幌の気温は春。空は黄砂で曇っています。 エシカルはおいしい!!「昆布のテロワ…

松田真枝
3年前
8

羅臼昆布の旅へクリックで出かけましょう。

こんばんは。 きょうは、お知らせです。 なんだか難しげなエシカルって言葉、具体的にどんな…

松田真枝
3年前
13

うま味とうま味調味料のこと。

うま味調味料を使うか使わないか。 味が決まらないときに頼りになると思う人は使えばいいし、喉が渇いたり強すぎて嫌という人は使わなければいいのです。 それぞれが、好き好きで決めることと思っています。 わたしがこどものころ、母もまわりの大人も、野菜のおひたしに化学調味料とお醤油をセットでかけていました。昭和のそのころは、化学調味料は料理をおいしくする魔法の粉と広く思われていたわけです。 以前、中国料理のレシピにはほぼ必ず「味精適量」とありました。味の妖精?化学調味料のことです。