とある晴れた日の、とっ散らかった文章。
ティファールがお湯を沸かしてくれている間に、魔法瓶を洗っている。
シンクの蛇口から出る水の冷たさに指先をじんとさせながら、頭の裏側で数分先の作業を縦一列に並べる。
魔法瓶を拭いて、ほうじ茶を淹れて、お客さんが来るまでに掃除を済ませたい。まず洗面台の下からマジックリンを取ってきて、次にポーチからビニール手袋を出して、台所へ戻って急須にお湯を注いで、茶葉が開くのを待つ間にプラゴミを分別して、それから。
ああ、そういえば、昼と夕方にも来客があるんだっけ。時間通りに動けるだろうか。