お金の稼ぎ方は祖父母に聞け!
お金を稼ごうと思えば、まず自己肯定感を上げる必要があります。
自分のことが好きじゃないままお金を稼ぐというのは、ブレーキを踏んだままアクセルを踏むということで、その場をぐるぐる回転するしかないからです。
当然、ストレスが溜まります。無理して残業代を稼ぎ、イライラして、やがて爆発します。いいことは1つもありません。心身が病気になるだけです。
なので、お金を稼ごうと思えばまず、自己肯定感を上げる必要があります。
自己肯定感というのは「私が私でよかった」という気持ちのことです。
その気持ちには、自分の遺伝的な性格を肯定する気持ちが含まれます。
親のことや育った環境はもちろんのこと、おじいちゃん、おばあちゃんから受け継いだ遺伝的な性格を肯定する気持ちが「私が私でよかった」という気持ちです。
精神分析の世界では、私たちは2世代前の人、すなわちおじいちゃん、おばあちゃんの性格を遺伝的に引き継ぐということが分っています。
もっとも、より厳密には、精神分析は生物学ではないので、学問の世界においては遺伝という言葉は使いませんが、分かりやすく言えば、性格は隔世遺伝しているということです。
したがって、お金を稼ごうと思えば、おじいちゃんやおばあちゃんが「どのような勝ちパターンでお金を稼いできたのか」「どのような商売をしていた時に最も稼げたのか」、反対に「何をすれば人生大失敗したのか、どん底になったのか」ということを知る必要があります。
実際に、今現在儲かっている人は、祖父母の勝ちパターンと負けパターンをじつはよく知っています。
意識して知ろうと思ったというよりか「なぜか」知っている。おそらく家族のなかで頻繁に祖父母の話題が上がっているのでしょう。
それが家訓として現れると、例えば「ギャンブルは絶対してはいけない」という家訓が生まれます。
なるほど。おじいちゃん、おばあちゃんのうちの誰かが、かつてギャンブルで大損をこいて田畑を売ってしまったのでしょう。
自己肯定感というのは、捉えどころのないものですから、心理職の人がさまざまな定義をしてあれこれと難しい理屈をつけてまわります。
しかし実際には、今申し上げたようにとてもシンプルです。
おじいちゃん、おばあちゃんの勝ちパターンや負けパターンを、私たちは遺伝的に引き継いでいるわけですから、そのパターンを知ったうえで行動すれば、おのずとお金に恵まれる人生になります。
私が主催する心理アカデミーでは、この理論をもとに3か月あるいは半年のセッションを行っています。