双極性障害の人は、躁状態の時に性欲が旺盛になると言われています。 すなわち、うつ状態ではない気分がハイな時に、下半身の活動が極めて活発になり、例えばハプニングバーに行ったり、マッチングアプリで相手を探してはコトに及ぶというようなことです。 そういう人は当然のように、躁状態が終わると、自分の行動を激しく後悔します。 「また知らないおじさんとやってしまった」と嘆きつつ、手元にある 2万円が入った封筒をじっと眺めたりするのです。場合によっては、1周間ベッドから起き上がれないほ
今日は科学や自己啓発が隠してしまっているものについてお話します。 心理学は科学です。再現性に乏しい実験結果を捨象することで生まれた「あるある」を語る学問です。 例えば、なぜか「いい子」を演じてしまい、その結果ストレスが溜まり悪いことをする。そういった症状を、心理学は、たとえば「境界性パーソナリティ症候群」と名づけます。 その治療は多くの場合、投薬によって行われています。その結果「その人だけの経験」が隠されてしまいます。 ある子は、親の顔色を伺いすぎるから境界性パーソナリ
自己肯定感というものは、毎日日記を書いたから上がるものではありません。ましてや、すべてのものに感謝をしたから上がるわけでもありません。 「ダメな自分を受け入れよう。そうすると自己肯定感が上がるから」なんて馬鹿なことを言う人もいます。ダメな自分を受け入れることができないから困っている人に「ダメな自分を受け入れよう」はないだろう。 さて、自己肯定感は自分の考え方が根底から変わったときに初めて上がります。 つまり、世界が変わって見えるのと同じタイミングで自己肯定感は上がるので
自己肯定感が低い人は、じつは自分の運命にあらがっているのだということにまず気づいてほしい。 毒親が嫌だとか、いま勤めている会社が肌に合わないというのは、じつは毒親それ自体が問題なのではありません。会社それ自体が問題なのでもありません。 あなたが「悪い血」を持って生まれてきたそのことが、じつは原因なのです。 このことに最初に気づいたのは、デンマークの哲学者キルケゴールです。その死後すぐにフロイトが生まれ、次にフランスの精神分析家の大家であるラカンが生まれます。ラカンはキル
自己肯定感を上げる方法は、例えばTwitter(X)にすべて載っています。あそこは言葉の世界だから、なんでも載っている。 例えば「日記を書きましょう」「いつも笑顔で!」「感謝しましょう」「感情を書き出してアウトプットしよう」「ポジティブ日記で意識を変えよう」「変化できなくても受け入れよう」「ありのままの自分を受け止めてあげて!」 などなど。 しかし、それらをやっても、実際に自己肯定感が上がることはまずありません。 上がったつもりになって、すなわち「いい人」のつもりにな
ある精神科医は「なぜ死にたいと思ってしまうのか」という問いに対して、「テレビで絶えず誰が死んだとか、戦争で何人死んだというニュースをやっているからだ」と答えていました。 ちょっとがっかりしました。 とはいうものの、科学の心理学というのはそういった考察をする学問らしいので、まあ精神科のお医者さんらしい答えだというべきでしょうか。 さて、私たちはなぜ死にたいと思ってしまうのか? 死というものを隠蔽することなく、それに正面から向き合ってきた心理哲学の答えは、ざっと2つありま
自己肯定感を高めるために、「ありのままの自分」を受け入れよう、としばしば言われます。 が、ありのままの自分とは何でしょうか? 怒りたいときに怒って、エッチした時にエッチする自分がありのままの自分でしょうか? 心理哲学的には、私たちは (1)世界を色眼鏡で見てしまっている (2)科学主義ゆえの偏見がある という2つの理由のために「ありのままの自分」が見えないとされています。 すなわち、思い込みという色眼鏡をかけていることに自分で気がついていないがゆえにありのままの
何をやってもうまくいかないときってつらいよね。 はやく時間がすぎていいことが起こらないかな、と思うよね。 わたしの人生は12年周期で運気が上がったり下がったりしてるみたいで、 12年に一度必ず、ものすごいドン底があります。 何をやってもうまくいかないどころか、収入がない。周りに人が寄ってこない・・・・。 つらいよね。 そういうとき、わたしはおじいちゃんの生き様を知るようにしてます。 幸いなことに、父方の祖父は自分史を書き残しており、それは三冊に及ぶ膨大なものなので
自分の親のことを毒親と言う人は救われない。 その理由を簡単にいえば、誰かのことを憎んでいるうちは心が過去につながれたままだからです。そんな状態では、いかに救いの手を差し伸べられたところで、それが見えないからです。 いいえ、本人は目でちゃんと見ているのですが、こころが見ていないので見えていないのです。だから救われません。 憎しみは何も生み出さないというのは、そういうことです。 より本質的には、私たちは2世代前の人の性格、すなわち4人の祖父母の性格を遺伝的に引き継いでいま
お金を稼ごうと思えば、まず自己肯定感を上げる必要があります。 自分のことが好きじゃないままお金を稼ぐというのは、ブレーキを踏んだままアクセルを踏むということで、その場をぐるぐる回転するしかないからです。 当然、ストレスが溜まります。無理して残業代を稼ぎ、イライラして、やがて爆発します。いいことは1つもありません。心身が病気になるだけです。 なので、お金を稼ごうと思えばまず、自己肯定感を上げる必要があります。 自己肯定感というのは「私が私でよかった」という気持ちのことです
自己肯定感の低い人は自分と他人を比較しがちだと言われます。 「あの人に比べて私はまだまだ」とか、「自分よりもっと毒親に苦しめられている人がいるのだから、私なんかまだマシ」みたいに、自分と他人を比較しがちなのが、自己肯定感の低い人。 そういう人に対してカウンセラーたちは、「自分と他人を比較するのはやめましょう」と言います。 しかし、「やめましょう」と言われたところで、自分と他人を比較してしまうのは、その人の意志の力ではありません。気がついたらなぜか比較してしまっているので
ダメな男と知っていて付き合ってしまう。で、なかなか別れることができない・・・・。 そういう女性は自分にないものを彼氏に求めている人です。 例えば、彼がやんちゃな性格で、パチンコ大好きでお酒も大好きで・・・・という破天荒な人の場合、その性格がまるまるあなたにないのです。 いえ、より厳密には、あなたはやんちゃな自分に蓋をして、隠してしまっている。その隠しているものを彼がのびのびと生きている。そこに惹かれているわけ。 つまり、彼氏と彼女の関係は、凸凹の関係なのです。 彼女
ネットの世界は言葉の世界なので、今や自己肯定感を上げる方法のすべてがネットに掲載されています。 局所的にいうなら、ツイッターXには自己肯定感を上げる方法のすべてが載っており、それを実践すれば自己肯定感が上がります。 が、まあ、ひとりで実践できないことが多いので、皆さんなかなか自己肯定感が上がらないですよね。 さて、自己肯定感を上げる方法の1つに言語化があります。 モヤモヤを言語化すれば自己肯定感が上がる、というわけで、多くの人が「言語化しよう」と言いますが、いったいな
「間主観性」でググると、たとえばこう出てきます。 以下、5文字くらい読んで「無理ぃ~」と思った方は、以下の段落をまるっと読み飛ばしてくださいね。ぼくも読むの無理なんでw ――現実は他者との言語及び非言語的関わり合いにより成立しますが、この関わり合いによって、様々な物事、事象が客観性を持つことになるのです。客観的事実と思われる事象に基づいた主観、直感を「間主観性」といいます―― 理解できますか? ぼくはさっぱり理解できない。 間主観性とは、相手の出方によって自分の出方を
自己肯定感とは、「私が私でよかった」という気持ちです。 その気持ちをもてたとき、人は初めて自分を愛することができます。 そしたら不思議なことに、他人から愛される愛され女子に豹変します。人生が変わります。 では、どうすれば「私が私でよかった」と思えるのでしょうか? 世間では、嫌な自分を認めてあげようとか、自分を否定しないようにしよう、毎日日記をつけようなど、無理難題が言われています。 嫌な自分を認めることがどうしてもできないから、自己肯定感が低いというのに! さて、
「大学時代はサークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。 問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしてきたいと考えております。」 みたいに書くと企業側はよろこぶわけですが、そんな立派な(?)実績がない人はエントリーシートの自己PRの欄になにを書くべきか? 「本当の自分」を書きましょう。 そのためにはまず、「本当の自分」を言語化することです。 本当の自分とは「隠してる自分」です。他人に見せるこ