あの頃、手紙はお守り代わりだった ~ 「さくらの花の咲くころに」 渡辺美里
大学、進学、就職、、いつの時代も出会いと別れが繰り返されています。
桜の花は出会いと別れの象徴。毎年、咲き誇る桜を見ると、思い出が頭に浮かぶ方も多いと思います。
インターネットのない時代、直筆の懐かしい文字に、ああ、覚えていてくれる、なんて安心することもありました。
それは、大学に入り、一人暮らしを始めた頃のこと。
新天地での出会いが深まるまでは、たまにポストに入っていた田舎からの手紙が嬉しかった思い出があります。
とりたてて新たな生活で悩んだりすることは無かったのだけれど、手紙や文字には何か力が宿っているような気がして、安心感がありました。
誰かの思いがこもった手紙は、お守りのようなものだったのかもしれません。
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