「Bon Jovi 2020」 ~ Around 2020のアメリカを描いた作品、Bon Jovi アルバムレビュー
Around 2020のアメリカを描いた作品
ボン・ジョヴィのニューアルバムが2020年、発売になりました。タイトルは『Bon Jovi 2020』。
Bon Jovi 2020
このタイトルが示す通り、2020年というこの時期を、現代アメリカを鋭くえぐった作品となっています。政治色も色濃く出ている作品になっています。
思えば、ボン・ジョヴィがここまで現代社会や政治的分野に切り込んだことはなかったですね。
あったとすれば、シェールガス登場前夜の油田業界の栄枯盛衰がテーマの「Dry County」(アルバム『Keep the Faith』収録)や、
*リッチーのギターが冴えまくってます。
ツアーの演奏中にJFKやキング牧師の映像を流し、彼らが目指したFreedom=誰からも束縛されない本来誰もが持っているはずの自由を歌い上げた「Bells of Freedom」(アルバム『Have a Nice Day』収録)あたりが思い当たりますが、アルバム全体という意味では今回が初めてでしょうか。
現代アメリカを象徴する楽曲たち
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