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90年代の日本ロックシーンを支えたバンドたち 〜 X JAPAN彼らはやがて、紅に世界を染め上げた
X JAPAN
いまや日本全国の老若男女で、このX JAPANというバンドを知らぬものはいないでしょう。Yoshiki氏は、もはやミュージシャンにとどまらず、アーチストであり、文化人にもなってす。例えば、数年前、東京国立博物館で開催されていた「特別展「きものKIMONO」」に、自己デザインの着物を出展していました。
日本で昔から流行していたような歌謡曲でもなく、わかりやすいポップな楽曲が主体ではないバンドが、これほどまでに認知度を高め、影響力が大きくなっていった背景には何があったのでしょうか?
それは、各メンバーの音楽的才能に加え、これまでの日本のロックシーンに無かった、ある特異性にあったのではないかと思います。
80年代後半当時は特異だった彼らの性質は、現代においてはスタンダード、つまり当たり前のものとして認知されています。(彼らの特異性が認知されたということでもあるし、多くの亜流を生み出したということでもあるでしょう)
X JAPANの特異性について、改めて、振り返って見ようと思います。
ビジュアルショック
男性が化粧、メイクをする。
これまでも、忌野清志郎からBOØWYなど日本のロックシーンにも、遅れてきたグラムロック化、デイヴィッド・ボウイ化、見た目の中性化は存在していました。しかし、X(当時のバンド名)のスタイルは他を寄せ付けない圧倒的な存在感で我々を撃ち抜きました。。
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