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冬に聴きたくなるJazzアルバム / マイ・フェイバリット名曲アルバムその1

不定期更新で、気に入っているアルバムをご紹介していこうと思います。初回はJAZZですが、次いでクラシックやロック、メタル、邦楽などもそのうち、、。各回10枚ピックアップしてみます。

今回はJAZZ編その1です。順不同です。

(その1というのは、、現時点のという意味合いで、、つまりは、冬に聞きたいJAZZということになります。次は春になってくる頃に聞きたいJAZZということで。)

世界で一番美しい音。キース・ジャレット『ケルン・コンサート』

真冬の凍てついた平原。うっすらと月が浮かび始めている。そんな印象。ピアノとは、かくも美しい音を奏でるのですね。

みんな「Don't Know Why」のせいだ。ノラ・ジョーンズ『Come Away with Me』

イメージとしては、外はしんしんと雪が降っていて。部屋の中は暖炉で暖かい。そんな時に流れているような。全てはこの曲から始まりましたね。

凍りつくかのようなトランペットの音色🎺。マイルス・デイヴィス『死刑台のエレベーター』


冷たく氷のような音色。死刑台へと誘う音色。

冬の寒さの中に響く透き通ったピアノ。ベント・エゲルブラダ・トリオ『A Boy Full of Thoughts』


まさにジャケットそのものの少年が物思いにふけっているような。。

コンクリートジャングルの中に見つけたぬくもり。あまりにも素晴らしい声。アン・フィリップス『ボーン・トゥ・ビー・ブルー』

物憂げな表情、深い情感。都市の片隅でひっそりと咲いた花のような。

死後のリリース。春を待ちながら冬の寒さに耐える木々の思いが詰まっているような作品。ビル・エヴァンス『You Must Believe in Spring』

厳しい冬がやってきた。夜も長い。今はただ、春を待ちながら。春の訪れを信じて。


去っていった友人を偲ぶ。マル・ウォルドロン『Left Alone』

あいつが世を去ったのはこんなふうに寒く雪が舞い散る冬のことだった。。という回想をしているような。

人生の悲しみを冬の寒さとリンクさせて描いた作品。アート・ペッパー『ウィンタームーン』

冬の月は、何の象徴でしょうか?たぶん自分自身の投影のような気がします。

セントラルパークでスケートがしてみたい。ビル・エヴァンス&ジム・ホール『アンダーカレント』

スケートで賑わう公園を、遥か彼方から見守っているような優しげな音色。

いま訪れた冬に、春への希望をのせて。オスカー・ピーターソン『Live in Vienna』 

季節が必ず巡るように。夜は明け、春は再び訪れる。願わくば人類の心にも、春が訪れんことを。


というわけで、10枚選んでみました。全部が冬をテーマとはしていませんが、個人的にこの時期に聴きたくなるアルバムをご紹介いたしました。

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