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0からマーケティングを学び始めたきっかけ:私のスタートライン


皆さん、こんにちは。ひろしです。
今回は、私がマーケティングを学び始めたきっかけについてお話ししたいと思います。

正直、私は自己紹介でも触れた通り、会社をコロコロ変えたり、そもそもやってきたことと仕事内容が乖離していることからも、飽き性な人間だと思います。

動物が好きで獣医大学に入学できたものの、そこでは専門分野の勉強に注力していくわけで、
「面白いけど、生涯をかけて専門の研究に没頭できるのかな…」
といった不安感はずっと消えないまま、結局一般企業で社会を知っていきたいという気持ちの方が強く、その道を断念しました。

そんな意思ヨワヨワでブレブレな私が、なぜここまで広告業界に魅せられ、マーケティングをしているのか。
ぜひご一読いただければ幸いです。

きっかけ

私がマーケティングに興味を持ち始めたのは、新卒で入社した富士フイルムの広告制作事業で営業をしていた頃に、
「このビジュアルやコピーは、生活者にとってどういう印象を与えていくんだろうか?その印象は、企業側が意図して設計しているのかな?」
と沸々と疑問を感じるようになってきたことがきっかけです。

その時、私は制作会社の営業、しかも新人で社会のイロハを教わっている立場でしたが、もうその時すでにマーケティングという分野が持つ可能性に惹かれていたんだと思います。

そもそも私のプライベートな話になりますが、小さい頃から人の顔色を窺って、怒らせないように、楽しんでもらえるようにピエロになることが得意だったので、知らず知らずのうちに人の気持ちを察するのが得意になっていきました。

一方で広告ビジュアルやコピー、メッセージには、どれだけ人の気持ちを動かせ、自分ごと化させるか、そして価値体験をしてもらうか がギュッと詰まった設計図のようなものだと考えています。

奇しくも両者の共通点は "人の気持ちを汲み取る能力" ≒ ”インサイト発掘力”
だったというわけです。(今思えば、ですがw)

学びのプロセス

最初はマーケティングといっても「自分は理系だし、大学で経営学や経済学を学んできたわけでもない。どうすれば。。」と立ち止まっていました。
また新人あるあるだと思いますが、社会人をやることに精一杯で、新たな勉強をする気概には到底なれませんでした。

そんな中でふと、新人研修の際に学んだ ”ロジックツリー” を用いて、
「人生のゴールから逆算してみようかな」と何気なしにやってみたことが、今振り返ると一番のターニングポイントだったのだと思います。

ゴールは、事業会社のマーケター!(なんかかっこいいから)
そのために辿るべきは、普段お客さんとして対峙している広告代理店の中に入り込んで、あらゆる広告の意図や想いを知っていきたい!
今自分はビジュアル印刷しかできていない、だからキャリアアップしていくしかない!(幸い屋外広告や交通広告には広く携わっている)

ロジックツリーでざっくり因数分解していくと、面白いほどに自分のやるべき道が見えてきて、それはそれは楽しかった記憶ですw

だけどどうやったって未経験で獣医大学出身の、何者か不明な自分自身を採用してくれる広告代理店なんて見つかりっこない。
そんな時に 大手広告代理店への常駐員 の募集を見つけ、まずはここからだと。
どうにかしてポテンシャル採用してもらえないか、面接では好印象を持ってもらえるよう死に物狂いでパフォーマンスした結果、無事に採用してもらい、そこで会社負担でマーケティングの勉強を3ヶ月間みっちりさせていただく機会を設けてもらえました。(本当に感謝しても仕切れない私の財産です!)
その後、博報堂への常駐を通じて、さらに深くマーケティングを理解するようになりました。

最初の成功体験

私の最初の成功体験は、3ヶ月間の修行僧になっていた頃のマーケティングキャンプの最終試験です。
それは本物の会社の方(広告代理店だったり、事業会社だったり)へのプレゼン。
私の場合は、マーケティングキャンプを運営しているDMMへ
「マーケティングキャンプの認知〜獲得」
というお題でした。
机上の空論で終わることのないよう、実際にクリエイティブのたたきまで作り、ABテストをしていく方針や中長期的な成長スキームまで提示。(具体的な提案内容はいつか話せたら。)
受講期間中は精神的にフルボッコにされてたことから、ヘイトが溜まって「これでもか!!」と集大成をぶつけましたw

結果、提案内容の一部を採用してもらえ、この経験がマーケティングの魅力をさらに強く感じるようになり、もっと学びたいという気持ちが高まりました。(今思うと、受講生は新しい目線で提案してくれるので、DMM的にはタダで良い提案受けれて良いですよね)

現在の姿

今では、某クリエイティブエージェンシーのコミュニケーションプランナーやメディアプランナーとして働き、直近ではの課題解決の他にも、セミナーやウェビナーに登壇し、クライアントのデジタルリテラシーの低下払拭のため尽力していたりも。

我々代理店だけが知ってれば良いという世の中よりも、事業会社の担当者レベルでもリテラシーを向上させ、しっかりと広告業界の変化についていくようにする。その中でどんな施策がハマりそうで、どんなクリエイティブだと機能するのか。ともに議論できるレベルにしたいと考えながら仕事をしています。
事業会社のマーケティング関連部署の方々も、知識を蓄えていかなくては、いつも受け身になってしまい代理店目線都合の良い顧客になってしまう。私はそんなクライアントをいくつもみてきました。
そんなクライアントへの成長戦略や広告手法の提案などはもちろんのことですが、ともに伴走しともに学ぶパートナーとして、指名でお仕事をいただくことも増えてきました。

マーケティングの世界での挑戦と成長は終わりませんが、毎日が新しい発見と学びの連続です。

まとめ

マーケティングを学び始めたきっかけは、私にとって大きな転機でした。これからも、皆さんと一緒に学び、成長し続けていきたいと思います。次回もお楽しみに!

これからの「ひろしのマーケティングアドベンチャー」をどうぞよろしくお願いします。応援してくださる方は、ぜひフォローやコメントをお願いします。

ひろし


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