休日は、あくまで運動をして過ごす。
近年、わたしが意識していることに、休日はとにかく運動をすることが挙げられる。運動をすることで、仕事や生活の中で感じるストレスに対してレジリエンスをもたらし、健康を維持することに役立つと信じるからである。
たとえば、以前睡眠薬を内服していたのだが、それを減薬断薬しようとしたときに、もっとも有効だったのがジョギングをすることだった。
経験者なら知っているだろうが、睡眠薬の断薬は並大抵のことではなく大変である。わたしの場合、無能な医者のせいで、初診から依存性の強い睡眠薬と向精神薬を数種類も、それも最大量処方されたせいで、やめるのは余計に大変なことだった。
もし運動をしていなかったら、いまだに薬をやめられず、しかも飲んでもほとんど眠れず、薬漬けにされて廃人になっていただろう。
それではどんな運動をするのか。先月に自分が行った運動をかるくまとめると、ざっと以下のようになる。
高尾山登山1回、その他ハイキング(東京都多摩地域、神奈川県)に4回、ジョギング(5キロ程度)を3回、社会人バレーの練習会に1回という感じである。
夏の時期には、暑すぎてとても走る気になれないので、代わりに市民プールに泳ぎに行っていた。また、有酸素運動をしない日があっても、代わりに近場の公園まで行き鉄棒にぶらさがって、懸垂やレッグレイズを行っている。
今後、関東南部でも降雪が予想されるかもしれないが、そのときには路面の状態からハイキングやジョギングが難しくなるかもしれない。そのときはまた、市民プールに泳ぎに行くとか、代わりとなる運動をなにかしようと思う。
実際、スウェーデンの精神科医でベストセラー作家の、アンデシュ・ハンセンは次のように述べていた。
“定期的に運動を続けていると、運動以外のことが原因のストレスを抱えているときでも、コルチゾールの分泌量はわずかしか上がらなくなっていく。運動によるものでも仕事に関わるものでも、ストレスに対する反応は、身体が運動によって鍛えられるにしたがって徐々に抑えられていくのだ。”
“おそらく運動が最も重要な一歩になる。脳があなたをコントロールしているのではない。あなたが自分の行動を通して、脳をコントロールしているのだ。
最高のコンディションを手に入れたいのなら、常に身体を動かすことを心がけてほしい。”
「運動脳」(サンマーク出版)
今日は正月の元日。シフトで働くわたしにはあまり関係のないことだが、今日はたまたま休みで、つい先ごろ朝走ってきたところである。年末年始は街もすいていて、なんか歩いていても走っていても、気分がいいものです。
正直、体を動かすことを「面倒くさいなぁ」と思う気持ちもある。それも、自分の中で習慣化すれば、それほど苦にはならない。
“脳筋”というわけではないけれども、運動が健康にいいと科学的根拠をもって示されている以上、有意義な過ごし方だとか思っているし、今後も続けていきたいものである。