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#27 映画ルール 【感想】

先日、ポスターのデザインに惹かれて、映画を見ました。
ジャケ買いならぬ、ジャケ見というのでしょうか。

ルール』(原題:Urban Legend)は、1998年に公開されたアメリカ合衆国のホラー映画。原題の『Urban Legend』は「都市伝説」の意味。

ニューイングランド地区にある大学を舞台に、複数の都市伝説になぞらえる形で起こる猟奇殺人を描く。

Wikipediaより引用

あらすじ

主人公の女子大生であるナタリーは、イケイケの大学生グループの一人。
通う大学にまつわる都市伝説を話し出します。

ちょうど噂話をしていたころ、ガソリンスタンドで女性が殺されます。
そんな衝撃的なシーンから幕があけます。

日がたち、TVに映るのは、殺された冒頭の女性は同じ大学の生徒でした。

それをぼんやり聞いていたナタリーに、
次々と奇怪な恐怖が起きていきます。


感想

アメリカの大学が舞台だと、殺されそうな人たちはヤリチンが多い。
という定義はあながち間違いではないのかもしれない。

付箋の貼り方が少しひっかかる場面も。

そんな足しにもならない文法を見つけては少し笑いがこぼれました。

しかし!

後半の都市伝説が事件として物語が進んでいく展開は見応えがありました。
冒頭15分と、後半20分がおすすめです。

またこういった学生ものドラマは、どこか教訓めいて見えます。

古い日本の言葉ではありますが、言霊が関係しているように思えてしまいます。

この作品も噂話をしたために、
元々そこにあった狂気が噂話になぞるようになったか、噂話が現実に現れたか。

どちらにしても、安易に首を突っ込んでしまったために、急激に死が近くなります。

フォールという映画作品も同様の感想を抱きました。

わざわざそんな危険なことをしなくてもと。

でもそれがなきゃ!映画が始まらないじゃないか!と言われてしまえば、ぐうの音もでません。


ただこう言った不吉な話や、噂話ではなく、
自分の会話というものは、公の場であれば特に、誰かが聞いているということです。

自宅のトイレにこもって叫んでいても、
家族にはうっすら聞こえてしまうものでしょう。

よほど、防音対策か、一人の空間が広がっていない限り、噂は広がっていき、
秘密は誰かに開示した瞬間に秘密ではなくなってしまいます。

ネットにこうして書き込むことで、鍵がかけられてもなお、
データの海へ流れていくものです。

いつか自分が流した言葉が、都市伝説に拍車をかけるではないですが、
狂気と成り果てて、帰ってこないことを祈りたいものです。

私が鑑賞したのは1作目にあたるが、どうやらシリーズものになっています。

調べただけで、計6作品もありました。

だが、正直に言うと、気持ちはお腹いっぱいです。

CUBE同様に。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

最後は色んな意味で予想外の展開です。

あなたはどんな結末を予想してましたか?

よければ、主人公のナタリーと一緒に都市伝説の謎を追ってみるように、

鑑賞してはいかがでしょうか?


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