#29 美術さんぽ【大阪10月その1】
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
本日は、3駅ほど歩きながら、展示会を巡ってきました。
無料で観覧できるため、気になる方はぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
「DESIGNER × PROJECT ―大島依提亜と映画のしごと―」
場所は、淀屋橋駅から徒歩10分もしない場所に、淀屋橋odonaというビルがあります。
そちらの一階、淀屋橋見本帖という会場で行われていた展示会でした。
中では、グラフィックデザイナーの大島依提亜氏によるポスターやパンフレットなど、映画関連のグラフィックデザインが展示されています。
展示されていたポスターの中には、『ミッドサマー』や『ルックバック』とご存知の方も多い作品もありました。
ポスターの展示には、そのデザインの意図であったり、
パンフレットも、映画を準える、装飾や形状を施すなど、多岐に渡っていました。
形があるからこそ、表面をつくろうだけじゃなく、その形状にも意味を込める。見えないようにしていた固定観念を気づかせてくれるようなひと時でした。
こちらは12月8日までとなっております。
「石岡瑛子ポスターアーカイブス1970-1983」
つづいては、地下鉄 心斎橋駅を降りて、向かい側にある心斎橋PARCO です。
こちらで開催されているのは、「石岡瑛子ポスターアーカイブス1970-1983」は、イベントスペースではなく、1F,2F,3F,14F,のフロア各所にてポスターが展示されているというものです。
アートディレクターとして、世界的に活躍された石岡瑛子さんが手掛けたパルコの広告を「アートをもっと身近に。」という今回の展示企画テーマを元に、アーカイブ展示していました。
ファッションビルとして始まったパルコは池袋をはじめとして、今では、セガやサンリオのショップなどの若年層から、ブランドショップや雑貨など従来のファッション性も活かして、シニア層の女性に幅広いターゲット層で展開する存在となっている。
そういった、主な層である女性に訴えかける広告から、POPでカルチャーを感じるデザインなど、商業施設の広告の域を超えた石岡瑛子さんにしかできないセンスがアートとして昇華されているようでした。
こちらは12月1日終了です。
兵庫県立美術館『石岡瑛子 I (アイ)デザイン』との連動企画となっているようで、両展示会に足を運んでいただくと限定のノベルティがもらえるそうです。
https://shinsaibashi.parco.jp/page/parcowallgallery/
ただ、平日がやはり、ゆっくり鑑賞できるのでおすすめです。
ぜひ調べてみてください。