人のことを言い出したらキリがない
他人のことをあれこれ言い出したらキリがない。
これは私の長年の持論である。
人間、生きていると、ときに他人に対してあれこれ言いたくなる時がある。
他人と自分は異なる人間であり、当然合わない部分があるからだ。
その合わない部分、共感できない部分に対し、何か意見を言いたくなる時もあるだろう。
また、何かを指摘したくなったり、怒りたくなったり、心情は様々かと思う。
それが全て悪いとは言わない。人間なので。
他人に何か言うことが絶対に悪いとは言えない。
しかし、何事も程度の問題である。
執拗に他人に対して厳しい意見をぶつけたり、細かいことをやたら指摘したり、小馬鹿にしたような意見ばかり言ったり、怒りをぶつけたりなど、不毛でしかない言動をする人間は多い。
そういう人に限って建設的な議論は下手だったりする。
一丁前に厳しい意見だけは言うが、会話のキャッチボールができず一方的に不満を捲し立てるだけ。
それだと議論が成り立たない。
そこまで執拗に厳しい態度を取り続ける理由はなんなのか?
そこまで他人に厳しく他人にあれこれ言い出す理由はなんなのか?
そんなに他人のことが気になるのか?
はっきり言うが、他人のことをいろいろ言い出してもキリがない。
他人は他人。
自分と合わない部分は必ずある。
そこをいちいち気にしたら、他人の気に食わない部分が次々に現れ、本当にキリがなくなるだけだと思うが?
他人の全てを自分の思い通りにすることなど到底不可能である。
そんなことに意味などなく、考えてもキリがない。
特にSNSでは、「やたら他人に厳しい人」をよく見かける。
厳しいリプ、小馬鹿にしたようなリプばかり送ったり、上から目線のつぶやきを毎日延々と繰り返すような人達。
SNS、特にX(旧Twitter)で見かけるタイプだ。
私は今Xは放置気味なのだが、昔Twitterをやっていて嫌気がさした理由の一つが、「やたら他人に厳しい人」の存在である。
人をことをあれこれ言ってばかりいる人達。
そのくせ自分には甘い。
そんなにあなたは立派な人間なのか?
他人のことをあれこれ言う、そんなに深い思想をあなたは持っているのか?
そんなに頭が良いのか?
そう言ってやりたい人達はたくさんいた。
インスタ・スレッズでも、そういう人を見かけなくはない。
何事も程度の問題である。
他人のことを執拗に言い出したらキリがないのだ。
そんなにあなたは偉いのか?人格者なのか?という話になるだけである。
その前にもっと自分を磨けと言いたい。
僭越ながら、そう言いたくなる人はたくさんいる。
(「程度の問題」という表現を嫌う人もいるだろうが、他人に何か言うことに関しては、本当に「程度の問題」としか言えない。何か言うこと自体が全て悪いわけではなく、程度によるという話。)
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