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上級心理カウンセラー資格取得講座にて学んだこと5 ~ソリューション・フォーカスト・アプローチ~

上級心理カウンセラーは、資格のキャリカレで学べる資格です。

この資格のテキストには「カウンセラーとか関係なく日常生活で使えるじゃん」という学びがたくさんあります。

そのような「みんなが身につけたい学び」をアウトプットします。

今回は「ソリューション・フォーカスト・アプローチ」という心理療法を紹介します。ソリューション!なんだかいろいろ解決してくれそうですね。

一緒に学びましょう!💪


「ソリューション・フォーカスト・アプローチ」の特徴

この心理療法には、以下の特徴があります。

①子どもから大人まで導入可能である。
②カウンセラーから積極的な関わりは持たない。
クライエントの主体性を重視する。
クライエントの問題解決能力を信じる
クライエントの「長所」「すでに持っている力」に着目する。

これ、チームメンバーや部下を育てるときの考え方にも応用できそうですね。


あなたの問題は、あなた自身の力で解決できます

カウンセラーはそう信じます。

会社の人や、自分の子どもたち、誰に対してもこう信じたいものですね。

また、ソリューション・フォーカスト・アプローチでは、クライエントはゴールを設定します。

このゴールは、クライエントにとって大事なことであればなんでもOKです。ここにカウンセラーの価値観は介入しません。


質問テクニック

ソリューション・フォーカスト・アプローチで使われる質問テクニックを紹介します。

日常でも使えるテクニックなので是非つかってみてください。自分自身に問うのもよいと思います。

❶オープンクエスチョン

これはよく聞くと思います。はい/いいえでは答えられない質問ですね。

例)「○○さんの、どのようなところがよいと思いますか?」

逆に「○○さんのことは好きですか?」のような、はい/いいえで答えられる質問はクローズクエスチョンです。

❷ミラクルクエスチョン

もし奇跡が起きたとしたら?

という質問です。ゴールを設定するときに利用できる質問です。自分自身に問うのもいいですね。

❸コーピングクエスチョン

これは聞きなれない言葉かもしれません。

「これまでに、どんな対処法が役立ちましたか?

という質問で、クライエントの対処力を確認します。仕事でつかえそうな質問ですね。

❹スケーリングクエスチョン

「0が一番悪く、10が一番良いときに、今はどれくらい?」

という質問です。2カ月前は2だったけど、今は8になっている。など、その人の中での変化を確認できます。

❺ソリューショントーク

相手が「どのように変わりたいか?」を確認するのにつかう質問です。

 ①問題が解決すると、どんなところが変わる?
 ②問題が解決すると、あなたの何が変わる?
 ③問題が解決すると、周りはどう変わる?

明るい未来が見えたならば、変化に対して前向きになれそうですね。


「例外」にあなたの強みがひそんでいる

みなさんにもこんな経験はありませんか?

「あ、これは問題が起こるパターンだな・・・」
「でも、あれれ?今回は問題が起こらなかったぞ。」

このような場面を、「例外」と呼びます。この「例外」が起こるときは、問題解決の糸口が隠れています。

もしかすると、あなたの強みが出ているのかもしれません。自分の強みが発揮されているときは、自分自身ではなかなか気がつかないものです。


まとめ

今回は、「ソリューション・フォーカスト・アプローチ」という心理療法における考え方やテクニックを紹介しました。

何か一つでも「つかえそう!」なものがあれば実践してみてはいかがでしょうか。

あなたの問題は、あなた自身の力で解決できます


でも、無理そうなときは周りを頼りましょう。


本日の学びはここまで。また来てください。👋


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高橋ひろあき | 学びのアウトプット士
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