今月(10月)の1冊目、読了
今月の1冊目はこちら。
これで完結になるとのことだったので、どういう展開になるのか・・・を気にしながら、読み始めました。
「人の死」が自分のターニングポイントになるということは、私にも経験がありますが、マイナスな状態からプラスに転じるまでの過程や、気持ちの揺れ動きなどは共感できるものがあったかなと思います。
終盤、それまでストレートに書かれていた言葉が、少し婉曲的な感じになっている部分があり、読者に理解を委ねる意図なのかなとも思いましたが、今思うと、ストレートに書くことで、物語の結末のニュアンスが変わってしまうことを避けたのかな・・・と思ったりもしています。
「生き方」という部分にフォーカスがあたった作品でしたが、私にとっては、忘れてしまっていた何かを呼び起こしてくれるものだったかなと。
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