中島みゆきさんの『 ファイト! 』という曲をご存知でしょうか。 有名な曲なので、ご存知の方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、私はこの曲が大好きで、初めに聴いたときは感動のあまり泣いてしまいました。 その『 ファイト!』に、次のような歌詞があります。歌詞をそのまま載せるわけにはいかないので、梗概を記します。 わたしは駅の階段で、女が子どもを突き落とすのを目撃した。女は薄笑いを浮かべていた。叫ぶことも子どもを助けることもできなかった。ただ怖くて逃げた。わたしの敵はわたし
昨年末、映画『 朝が来る』を観ました。 今まで特別養子縁組のことなんか考えたことなかったんですけど、特別養子縁組をするというのは、ものすっごく大変なんですね。 手続きとか条件とかもきっと大変でしょうけど、自分が大変って思ったのは、夫婦の愛情がこれでもかってぐらい試されちゃうことです。 子どもがほしい→できない→あきらめられない→不妊治療→できない→検査→さらに不妊治療→できない→(中略)→どうしてもできない→自分達の子どもを持つことをあきらめる→特別養子縁組 流れの順
あなたの赤ちゃんが突然連れ去られたら、あなたはどうしますか? あなたの赤ちゃんはまだ1歳。可愛くてかわいくて溺愛していたんです。 といっても、誘拐されたわけではありません。 あなたの伴侶が連れて出ていってしまったのです… きっかけはケンカです。 売り言葉に買い言葉。ついカッとなって言い過ぎてしまい、 実家に帰る! とこういうわけです。 子どものある夫婦で、これを経験したことがない人の方がむしろ少ないくらいかもしれません。 そう、ここまではよくある話。 しかし、も
心と体、どちらが自分を自分たらしめているのか? 心が自分を自分だと思うから自分なのだろうか? それとも、体が、言い換えれば、物質的な自分が自分なのだろうか? 通常であればこのようなことは問うまでもないことで、大抵の人はあらためて考えてみたこともないだろう。 では、映画ミッドナイトスワンの主人公、トランスジェンダーの凪沙ならどうだろう? 彼女の体は男。しかし心は女。 私はどっち? 彼女は繰り返し自分に問いかけたことだろう。 これは正解のない問いだ。 ひとまず、
豊かさというのはちょっとした違いのなかにあるものなのだなあと思います。 これだけ読んでもなんのことか分からないですよね… たとえばワイン。 あまり興味がない人にとっては(自分もそうですが)、せいぜい赤ワインと白ワインの違いがあるだけで、たとえばカリフォルニア産とイタリア産の違いと言われたところで、どっちもワインじゃないかぐらいの感慨しか持たないと思います。 ところが、デパ地下なんか行くと、ひとつのショップ丸ごとワインみたいな売り場なんかに、もうクラクラするぐらいいろん
「…記載がジュウフクしてしまってるんですが…」 と同僚が電話で話しているのを聞きとがめ、電話を切ったあと、 「ジュウフクではなくてチョウフクでしょ」 と思わず指摘しました。 「重複」の読み方のことです。 まあ、ジュウフクと読んじゃいますよね。 ささいなことなんですが、やっぱり気になっちゃいます。 細かいやっちゃなあと自分で思います。 でも、最近、ネットのニュースで、こんな記事を見かけました。 あるテレビ番組のニュースで、女性アナウンサーが「重用」を「ジュウヨウ」
今日は秋の清々しい天気。絶好の機会と新宿御苑に来ています。 新宿御苑はなかなかの盛況で、そこここに人が行き交い、芝生では多くの人が寝転んでいます。 こんな長閑ななかにいると、東京がまさにコロナ禍にあることがウソのように思えます。 正直な話、自分はコロナ禍の最中であることをこのところほとんど忘れていました。コロナ自粛ムードが薄れていることも相まって、気がつけば、コロナのニュースを観ても、自分に関係することとしてまったく意識しなくなっていました。 こういう意識の低下は自分
今年7月1日よりいよいよレジ袋が有料化されましたね。 資源の無駄使い、海洋のゴミ…大変重要な問題で、有料化は避けて通ることができないことだったと思います。 私も大賛成で、いそいそと大好きなKALDIにマイバッグを買いにいきました。 さて、買ったまではよかったのですが、じつはあまり使えずにいます。 レジ近くに袋詰めの台があるなら問題ないんです。それなりに大きなスーパーなんかはありますよね。台があればゆとりを持って苦もなく袋詰めができます。 問題なのは台がないときです。
家の近所にはありがたいことに、コインランドリーがあります。 このところそうであるように、雨がちの時期はほんと助かります。 しかも24時間営業! 自分は東京の都心近くに引越してきて初めて24時間フルオープンのランドリーに出くわしました。 千葉の田舎にいたときは当然そんなものはありません。 素晴らしい! と思いつつも、やはりまるまるすべて素晴らしいというのは世の中むずかしくて、どこかしら問題が出てくるんですよね… だって、 ・エアコン完備。 ・休憩ベンチあり。 ・24時
恐怖と聞いて何を思い浮かべますか? お化けとか死神とかジェイソンだとか、ふつうそういうのを思い浮かべるのではないでしょうか。 しかし私はまったく別の恐怖があることを知りました。 中川翔子ことしょこたんが車を運転するのを撮影した、YouTubeの動画で知ったのです。 しょこたん×車の運転!? そのどこに恐怖が介入する余地があるのでしょうか? じつは…動画をご覧いただいた方は分かると思いますが、しょこたんは運転が非常に苦手なのです。 あんな危なっかしい運転があるとは…
自分は江頭2:50さんのファンで、youtubeのエガちゃんねるは欠かさず観ています。 最新の動画は、エガちゃんがメイクをして、女の子に変身するというもの。 どこからどうみても汚い(エガちゃんゴメンなさい!)オジサンであるエガちゃんが大変身!! 正直その変身っぷりに驚きました。 本当に女の子に見えるんです。 詳しくは、「江頭が超一流プロメイクさんに『地雷メイク』してもらったらガチ盛れ過ぎてピエン」をご覧ください。 いやー、これはもはや「メイク」ではなく、「特殊メイク」の
昨夜も傘をなくしてしまいました。 会社を出るときには確かに持っていたのに… 置き傘を持って帰る、と思いついたところまでは、自分にしては上出来でした。 しかし、上出来と思うその心に、すでに油断はひそんでいたのです。 花の金曜日、心地よい秋の宵。 私は独り暮らし。 そのまま家に帰る気持ちにはとてもなれず、フラフラとラーメン屋の暖簾をくぐりました。 独り客なのに、案内されたのはテーブル席。 椅子は4つ。 自分の椅子の背に傘をかけ、座ったところ、しばらくして傘がパタンと床に落ち
自分最近驚いたことがあります。 新宿ですれ違うひと、みーんな靴がピッカピカだったんです。単にキレイなんてレベルじゃないんです…おろしたての輝きですよ、あれは。 今度ためしに注目してみてください。 自分は靴はある程度汚れている方がいいと思って生きてきました。 学生時代ピカピカの靴を履いていくの恥ずかしくて、わざわざ汚したりしたこともあります。 みなさんもやりませんでした? 太平洋戦争前後のころは、おろしたての靴や帽子を身につけていったら、それこそイジメられちゃうので、わざ
自分は買い物がヘタクソです。 自分が食品売り場で買い物をしているとき、主婦とか単身赴任のオジサンとかが、次から次に躊躇なくカゴに放り込んでいる姿をみると、心から感心してしまいます。 自分はそんなに威勢よく選ぶことができません。 自分はもういい歳してますが、賞味期限ひとつについても、いまだに定見を持つことができず、しばし立ち尽くしてしまうということがあるんです。 例えば、同じちくわの賞味期限が、2日後と3日後とふたつある場合に、3日後を選ぶべきか、より短い2日後のものを
自分は多肉植物を育てています。水をあげるぐらいで、特にこれといって手をかけなくても、かれこれ5年以上も生き延びています。 実は5年も生き延びてくれるとは思いもよりませんでした。葉は生気なく、茎ばかりがひょろひょろして、正直見ためがとてもグロテスク…でもそれはこの植物の哀しい運命なのだと思い、それはそれで目が離せないというか、応援したくなるというか、ヨシヨシ可哀想なヤツとつぶやきながらかわいがっていたのでした。 それが今年の5月に引っ越して、これまで室内の北向きの窓辺に置い
新宿ハルクの地下にあるKALDIに行ったら行列ができていました。やっぱり人気ですね~KALDIは。 迷路のような独特な陳列棚、品ぞろえ、商品の品質。どれも人気の理由に数えられると思いますが、KALDIがそもそもコーヒー店であることも、その有力な理由なのではないかと思いました。 いかにすぐれたお店であったとしても、KALDIがコーヒー店でなかったら、これほどの人気にはならなかったのではないかと自分は思います。 Starbucksもそうじゃないですか? Starbucks