マイバッグの苦悩
今年7月1日よりいよいよレジ袋が有料化されましたね。
資源の無駄使い、海洋のゴミ…大変重要な問題で、有料化は避けて通ることができないことだったと思います。
私も大賛成で、いそいそと大好きなKALDIにマイバッグを買いにいきました。
さて、買ったまではよかったのですが、じつはあまり使えずにいます。
レジ近くに袋詰めの台があるなら問題ないんです。それなりに大きなスーパーなんかはありますよね。台があればゆとりを持って苦もなく袋詰めができます。
問題なのは台がないときです。
台がないことの方が圧倒的に多いんですよね…。
実際やってみるまで想像してみもしなかったのですが、狭いレジでマイバッグを出して、広げて、詰めるプレッシャーといったら!
少し買い込んだときなんかほんと慌てちゃいます。
固くて重いものは下に…柔らかいものは上に…いやいや固くても生ものだからやっぱ上か…じゃあ一旦ちょっと取り出して…
こんなさなか後ろに列ができてたりすると、心の中でゴメンなさいゴメンなさい…
店員さんの目が冷たい気までしてきて、ちょっとしたパニックになります。
ああ…
だからどうしても言いきれないのです、
「袋いりません」と…
きっと、
勇気がないのです。
根がスタイリスト過ぎるのです。
そして、
ボクらの地球を守る覚悟が足りてないのです。
そう自覚しつつ、
「ふ、袋…ください…」
私は罪ある者の如く、今日もひっそりと小銭を差し出すのでした。