「ありがとう」が大事な理由
”ありがとうと言われる仕事をしなきゃ ダメだ”
私が美容師になって一番初めにカットを教わった恩師に言われた言葉。
この言葉は、いろいろな場面で自分を助けてくれる自分の軸になる言葉です。
昨年から数年ぶりにサロンワークをリスタートした先輩美容師も、
「好きな仕事をして人から喜ばれて、ありがとうって言ってもらえるって幸せだよね。感謝の気持ちと、幸福感がわく。」と話していました。
本当にそうだなと感じます。 ありがとうと言ってくれてありがとう!という 良い連鎖が起きます。
すみません?ありがとう?
日本人の傾向なのか?お礼を言うときにも すみませんということが多いと感じます。
気を付けないと自分でも「すみません。」と言いそうになるので、「す」を引っ込めます。(笑)
アメリカに留学経験のある方から 「日本では、”お待たせしてしまい申し訳ございません” って、謝りがちだけど、 英語だと「Thank you for waiting」 (待っててくれてありがとう!)って、言うことが多いよ。」 と聞いたことがあります。
もちろん、約束の時間に遅刻したり、時間にルーズで人を待たせすぎるのはアウト!です。 仕事の場面であれば、相手に迷惑をかけたり、 信頼を失うこともあるの待たせてはいけないし、お詫びするのは当たり前です。 (プライベートでも、遅刻が多いとルーズだとレッテルが貼られますが…)
ですが、お詫び以外の場面であれば、ちょっとした言い方の違いで、相手の受け取り方も、自分自身の気分も大きく違うのではないかと思います。
”ありがとう”が良い理由
調べてみたら、ありがとうがよい理由がわかりました。
「ありがとう」という気持ちを伝える時に脳内に「βエンドルフィン」という幸せホルモンが分泌されるそうです。
βエンドルフィンは強い幸福感をもたらし、 ストレスを緩和する効果も。
ありがとう。と伝えることで自分自身もストレスを減らし、元気になれる!
以前、 世界中の言語の「感謝」を表す言葉の中で日本語の「ありがとう」の音の響きや周波数の持つ力がとても良い、と聴いたことがあります。 他の言語よりも、言った人、言われた人の満足度が高くなる、、、そんな話だったような気がします。
"ありがとう"
この言葉を頻繁に使う機会のある、日本人でよかった、と思います。
"すみません" より "ありがとう"
「すみません」 は色々な場面で使える、 便利な言葉ですが、謝るときにも、すみませんを使うことが多いです。
人間は謝罪をするときに、強いストレスを感じている。理由は、お詫びの言葉を口にするたびに、脳が負い目や罪悪感を覚えるからだそうです。
ということは、何気なく「すみません」と口にするたびに、ストレスを溜めてしまっている人もいるかもしれません。
あきらかに自分に被があって、お詫びをするときは、すみません以外の言葉でお詫びしますが、
何かをしてもらったときには「すみません💦」 よりも、「ありがとう😊」と伝えるほうが、 お互いにHappyになりますね。
気遣ってくれてありがとう 声をかけてくれてありがとう ステキなプレゼントをありがとう 貴重な機会、時間をありがとう
ありがとう
いつもそばにいる人にも、今はなかなか会えず、遠くに離れている人にも、できる限り多く伝えたい言葉ですね。
伝えることでお互いに元気にもなれる言葉。
すみません、よりも「ありがとう😊」
Aya Horiguchi