42歳年下の“まな”にまなぶ~まなの本棚(芦田愛菜)~
今回の読書投稿は、これまで読んだ著者の中で最年少、芦田愛菜さんの著書
「まなの本棚」 執筆当時15歳!(現18歳)
これまでの最年少は昨年投稿のウクライナ人、ズラータ・イヴァシコワ
執筆当時16歳
国籍も境遇もまったく異なる二人の共通点は、こう感じる。
まっすぐ生きていること
ウクライナから夢を追い日本へ脱出してきたズラータはともかく、芦田愛菜さんも5歳で芸能界デビューし、いきなりのブレイク、大人社会で生きる中、悩むこともあるだろうし、あるいはチヤホヤされて天狗になる可能性だってあるところ、実に素直でまっすぐである。
(会ったことはないので、あくまでTVや著書での言動からの印象ですが)
この本の執筆当時は15歳、本について語り出したら止まらないという彼女が本当は教えたくない“秘密の約100冊”を紹介する。年間100冊以上(Wikipediaによると300冊)の読書家、読む本の幅の広さと内容を受け止める感性に、年間60冊程度で読書自慢している私は圧倒される。
絵本から辻村深月・村上春樹などの現代作家にとどまらず、夏目漱石や森鴎外・芥川龍之介・O・ヘンリー・カフカといった日本文学から外国文学、また古事記や日本書紀、源氏物語などの古典に至るまでを紹介している彼女の著書を読んで、読書の質量ともに足元にも及ばないと実感した。
そんな敬服する彼女と自分の共通点を見つけることもできてうれしい
☑❝フィーリング❞で選ぶ ー この本に呼ばれている!
感性で本を選ぶという話
☑風呂や歯磨きと同じ生活の一部、本を読むこと自体が癒し
つまり、本を読まないと気持ち悪い
ともにここで私が語っていることとほぼ同じである▼
自分の子供より若い42歳年下(執筆当時、リアルでは39歳差)に対して共通点を見つけ喜んでどうするの?と思われるかもしれないが、共感したり学んだりする対象に年齢は関係ない。素直に「読書の大先輩」として敬愛したい。
「読書の大先輩」に学び、自分の読書生活を見直そう、とすら思った。
最後は著書からの引用で締めくくりたい。
本がない人生なんて考えられなくて、本を読むことで文字が知識となって残るだけでなく、自分の身体の中に無意識のうちに登場人物のいろんな経験が疑似体験したように積み重なっている(本と一緒に人生を歩めている)
これは、真山仁 著「正しいを疑え!」で言ってることとほぼ同じ
ページに並んだ活字から自分の想像で物語を作り上げることが楽しい
「想像力」を持って読めているのか、自分自身を振り返りたい。
読むことが目的になっていないか・・・?自分への警鐘かな。
そして最後に、私に刺激をくれた芦田愛菜さんの益々のご活躍を祈ります。
ドラマも映画も観たことありませんが・・・😃💦
▼以下、要旨抜粋▼
私の読書投稿記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
今年6冊目を読了し、快調にすすんでいる読書ですが、芦田愛菜さんのように読み返したりすることも大事だな、と感じた次第です。
次々に読みたい本が出てくるので、どうしても先にすすみたいという思いがあるのですが、読み返すことで初めて気づくことも「新たな発見」と考えれば新しい本を読んだのと同じだよな、と思った次第です。
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