HSP HSC「HSCの子育てのポイントを紹介します」
こんにちは。
心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)
いつも記事を読んでいただきありがとうございます 。
今日はですね。
私は夕方から部屋の電気を消して、少し目をつむってじっと沈黙する時間を創ったりしていました。
自分の身体の中の働きに意識を向けていくような感じですね。
そうするとですね、
自分の心臓の音。
鼓動の速さ。
肺の収縮の動き。
呼吸の音。
おなかの中の動き。
足腰の感覚。
そういったものをに意識を向けてゆっくり感じていくことができます 。
自分の身体の中の働きを感じようとすると。
普段意識していないけど、そこに在るあらゆる情報に気づくことができます。
瞼を閉じる動き。
口で呼吸してるのか。
鼻で呼吸してるのか。
足の裏から感じる感触。
身体の働きに注目するだけなんですね 。
ただただ、それをするだけということです。
自分に対して意識を向けていくので
「私の身体というものはここにあるんだな」
と現在の環境の中に存在する自分自身に客観的に気づくことができるんですね。
まずその自分自身の身体のあらゆる働きに気づいていく。
ということをしてあげると、とても心と身体が落ち着いてくるんです。
「そんなことは当たり前なことでしょ」
と思うこともありますよね。
この当たり前の働きに気づいてあげることができるのも、自分自身なんですね。
足の裏から感じる絨毯の感覚や身体を支えている膝や腰の働き。
心臓の鼓動によって運ばれる血液。
酸素を取り込み吐き出す肺の運動。
これら私たちの身体の働きは、自然の中で存在している現象の集合体がこの身体なんですね。
その当たり前をしっかり意識することは、自分自身でしかできないことなんです。
眼を閉じて、胸に手を当てて沈黙する。
何かとても疲れている時にしたり、考え事をしてる時。
それがまとまらない時に沈黙を行ってみると。
スッと気持ちが落ち着く時があるんですよね。
普段の生活の中で、
「何か今抜け出せないサイクルに入ってるな」
と感じる時は、私はそのように自分の身体に意識を向ける時間を作っています。
今日はそんな沈黙する時間を少し過ごしていました(^^)
今回は「HSCの子育てのポイント」についてお話ししていきますね。
1.HSPについて
まずHSPについてお話ししていきますね。
1990年代にエレインアーロン博士によって高敏感性の研究がされていました。
科学的な専門用語としては感覚処理感受性(SPS)と呼んでいます。
そして博士はその敏感性の値が高い人を
HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン)人一倍敏感な人。
HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供と呼んでいます。
エレインアーロン博士自身もHSPで、博士の子供もHSCだったようです。
【HSP】
• HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン )人一倍敏感な人
• HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供
• HSS (ハイ・センセーション・シーキング )人一倍敏感な人・刺激を求める人
そして、博士によると全人口の15%~20%がHSPと言われています。
5人に1人がHSPということになります。
そしてさらにそのHSPの30%の人口の約6%が HSS(外向型・刺激を追求するHSP)という気質の人もいるとされています。
HSPは精神医学で言う病名ではなくて、あくまで気質というものになります。
さらに他の種族100種類以上にもHSP気質は存在したことを発見したそうです。
これらは生まれ持った脳機能に関係しているようです 。HSPの人は脳の扁桃体。
危険を判断する部分の働きが、生まれつき強く不安・恐怖そんな部分を感じる神経回路も敏感に働くためだそうです。
【HSPの四つの性質】
①深く考え事をする
②常に刺激を受けやすい
③共感力が高く、感情の反応が強い
④些細な刺激を察知する
HSPについては、 気になった方はエレイン・N・アーロン博士のサイトをチェックしていただけると良いと思います。
アーロン博士のサイトではHSP診断もできます↓
今回は主にHSC(ハイリーセンシティブチャイルド)にフォーカスしてHSCの特性を探りながら。
私自身も HSCだったことを踏まえて、その体験や経験をお伝えしていきたいと思います。
私の主観でお話していくこともあります。
そのように聴いて頂けると嬉しいです 。
この記事を通じて。
今敏感気質に悩んでいる方。辛い方。
身近にいる人への理解になったり。
それぞれが生きている世界が少しでも安心できて。
優しい世界になってほしいと願っています。
又、HSPの情報交換、新しい気づきとなることに繋がっていけたらと思います。
2.HSCの子育てのポイント
HSCの子育てのポイントとして先ずはよく子供の話を聞いて、 自分に置き換えるとよいとアーロン博士は言っています。
人は自分とは違う感覚を目の当たりにすると、その人の感じていることをそのまま信じることは難しいものですよね。
「そんなふうに考えたりする人がいるわけはない」
と思ってしまったり。
例えばHSCが敏感に反応して不満を言ったとしても、
「きっとまた嘘をついているな」
「構って欲しいだけだろうな」
と自分の感覚で理由付けしてしまいがちなんですよね。
出来る限り子供の言っていること、子供が実際に体験していることを理解してあげようとしてみることが大切ですよね。
また、博士はHSCの親同士どのような対応しているのか話す機会を作るといいよと言っています。
最近であればHSCについても関心が高まっているように感じます。
なのでオンライン上でのそのような集いを見つけて、参加してみるのも良いのかなと思います
また、そのような相談窓口、カウンセラーなどにも相談してみると良いのかもしれません 。
そしてHSCを育てるには、 親の忍耐力も必要になってくると博士は言います。
それはHSCが素直でなかったり、かなかなか行動に移すことが難しいという場面があるからですよね 。
怒ってしまいそうになったならば、誰もいない場所とかでその気持ちを吐き出してみたり。
またはそういった話を聞いてもらえる相手や時間をあえて作って、自分自身の中の気持ちの発散の場を作ると良いと思います 。
押さえつけずに発散させてあげることですよね。
ただ、この発散する場面が育児をする生活の中に作りにくいことが一番の問題なのかもしれません。
また何かHSCが言っていることを聴くときは、急かさずに。
「まだ考え中なのかな?」
「アイデアが浮かんだのかな?」
と聴いてみると良いと思います。
焦った態度や雰囲気を表情に出してしまうとHSCはそんな部分に敏感に察知してしまうので、ますます答えにくくなってしまうことがあるのかもしれないからですね。
私は小さい時に遠出の外出や泊まりがけで行く旅行の準備などにとても時間をかけていた時がありました。
「この場面ではこれが必要になるな」
「ここでこれがなかったら困るな」
とひとつひとつ未来に起こり得るような場面をその都度確認してしまうため、準備がなかなか進まなかったんですね。
周りからは「それは心配し過ぎだよ」などと言われていました。
本人としては不安への対策をしっかりしておきたいだけなんですね。
HSCのそんな部分は周りからしたら
「神経質だなぁ」
「臆病な子供なんだね」
と言われてしまう部分でもあります。
本人は十分に準備をしたり、余裕を持った行動をすることで、
「不安な気持ちを安心したいために行なっていることなんだ」
と周りが理解してあげると良いと思います。
今回は「HSCの子育てのポイント」についてお話しさせていただきました。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまたお逢いしましょう(^^)
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