HSP HSC「HSPの親が知っておきたい7つの心構えを紹介します」
こんにちは。
心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)
いつも記事を読んでいただきありがとうございます 。
今日もこちらは雨が1日降っていました。
皆さんのところも雨のところが多かったんじゃないかなと思います。
気圧の変化に敏感な方は特にこの時期はつらいですよね。
私も天候の変化に左右されやすい体質です。
最近は日中うとうとすることが多いです。
なかなか一つのことに長時間集中するということがちょっと辛いなぁと思うことがよくあります。
こういった時はですね、自分自身の気質や性質とかに対して自責めしてしまいがちなんですね。
「なぜこんな体質なんだろう」
「もっと強く生きていたい」
「普通に生活したい」
となりやすいです。
そのように感じることは皆程度は違えど考える事だと思います。
現状に対してそのように思っているときはなるべく私はですね、この気圧のせいにしています。
地球の自然の環境の調和は常に変化の中で調和しようとしていますね。
私達のこの身体も調和をしようと常に変化を繰り返して流動しています。
絶えず血液は心臓の鼓動から運ばれて。
ひとつひとつの細胞も生まれては滅して。
動きを止めずに常に流れの中にこの身体も調和を目指しながら動いていますね。
人間の身体の不調や集中力。
また身体の外の、その自然の環境変化によって人間の身体の状態も変化しますよね。
私達は自分自身の身体の変化でさえもコントロールすることはとても難しいのですね。
まずは「今」の私の一つの身体の生態系の流れを感じてみる。
「今はゆっくり動いているのかな。休んでいようか」
「内側に活力が在る。少し何かしてみてもよいかも」
「感情が発散を求めている。映画や芸術や哲学に触れてみようか」
など、自然と湧き上がる感情に向き合ってみると、「今」の変化の中に生きていることに意識が向きますね。
私の身体は現在休息モードになりやすいようなので、動ける範囲内でなるべく活動しています。
今日はそんな事を考えていました(^^)
今回は「HSPの親7つの心構え」についてお話ししていきますね。
1.HSPについて
まずHSPについてお話ししていきますね。
1990年代にエレインアーロン博士によって高敏感性の研究がされていました。
科学的な専門用語としては感覚処理感受性(SPS)と呼んでいます。
そして博士はその敏感性の値が高い人を
HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン)人一倍敏感な人。
HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供と呼んでいます。
エレインアーロン博士自身もHSPで、博士の子供もHSCだったようです。
【HSP】
• HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン )人一倍敏感な人
• HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供
• HSS (ハイ・センセーション・シーキング )人一倍敏感な人・刺激を求める人
そして、博士によると全人口の15%~20%がHSPと言われています。
5人に1人がHSPということになります。
そしてさらにそのHSPの30%の人口の約6%が HSS(外向型・刺激を追求するHSP)という気質の人もいるとされています。
HSPは精神医学で言う病名ではなくて、あくまで気質というものになります。
さらに他の種族100種類以上にもHSP気質は存在したことを発見したそうです。
これらは生まれ持った脳機能に関係しているようです 。HSPの人は脳の扁桃体。
危険を判断する部分の働きが、生まれつき強く不安・恐怖そんな部分を感じる神経回路も敏感に働くためだそうです。
【HSPの四つの性質】
①深く考え事をする
②常に刺激を受けやすい
③共感力が高く、感情の反応が強い
④些細な刺激を察知する
HSPについては、 気になった方はエレイン・N・アーロン博士のサイトをチェックしていただけると良いと思います。
アーロン博士のサイトではHSP診断もできます↓
今回は主にHSC(ハイリーセンシティブチャイルド)にフォーカスしてHSCの特性を探りながら。
私自身も HSCだったことを踏まえて、その体験や経験をお伝えしていきたいと思います。
私の主観でお話していくこともあります。
そのように聴いて頂けると嬉しいです 。
この記事を通じて。
今敏感気質に悩んでいる方。辛い方。
身近にいる人への理解になったり。
それぞれが生きている世界が少しでも安心できて。
優しい世界になってほしいと願っています。
又、HSPの情報交換、新しい気づきとなることに繋がっていけたらと思います。
2.HSPの親7つの心構え
HSPの親がはまってしまいやすい部分があります。
そのHSPの親の心構えに対してアーロン博士が著書で語っている部分がありましたので紹介していきたいと思います。
【HSPの親はまりやすい7つのポイント】
①方向を間違えると過保護になりやすい
②新しい経験をさせたがらず選択範囲を狭めてしまう
③辛さに共感しすぎて冷静にこなせなくなる
④子供を守るため時には強い意志・主張が苦手です
⑤HSPは親として家族全体の要求を完璧に満たしてしまいやすい
⑥自分のHSP気質を嫌っていると子供にもその気持ちが伝わることがある
⑦親子同士が似ていると思い込んでしまう
①方向を間違えると過保護になりやすい
• HSPの親は、子供の時に親にあれこれとチャレンジを強要されてきた経験があったりするので、 自分の子供には過保護になりやすいようです。また逆に自分が甘やかされて育ったために、子供にもっと多くを経験させようとしてしまったりもします。目指していく方向を間違えやすいということになります。
②新しい経験をさせたがらず選択範囲を狭めてしまうこともある。
• 自分が例えば外で遊ぶことが好きではなかったり。食べ物に好き嫌いがあったりする。そのような好みに対しては合う合わないの経験や体験から学ぶことなので「HSPだからきっとこうだろう」という予測を立ててしまいやすいんですね。察知する能力や未来予測の能力が裏目に出て、子供の可能性を狭めていることにも繋がってしまうんですよね。なので、予測はできていたとしてもあえて経験させていくという意識を持つことが大切だと言っています。
③辛さに共感しすぎて冷静にこなせなくなる。
• 子供の心や体の痛みにHSPの親は敏感になっているのでより大きい苦しみを受けていたりします。 子供に必要なことは博士は冷静にその強い感情を包むことだと語っています。 共感力の強さで痛みなどにも一緒に共感しやすいですが、そこは冷静さを保つようにして子供にも向き合えると良いのかもしれません。
④子供を守るための強い主張が苦手です 。
• HSPは声のボリュームを上げるのが得意ではないのでうまく周りの人に声を届けることが難しい時があります。しかし時には親が意志を主張することも必要なんですよね。そういった親の姿を子供は見て親の態度を知り、自分もそうすればいいんだと学んでいけるからですよね。
⑤HSPは親として家族全体の要求を完璧に満たして、全てきっちりとこなしてしまいやすい。
• 責任感が強いので、家事など全てを片付けて終わらせなければ休めない。と言うように自分に課せてしまう部分もありますよね。それは「全て親に任せればいい」という子供の危険な判断を誘発してしまいやすいのです。子供の人格形成に影響を与える可能性があると博士は言っています。 なので、分担できるところは分担して行ったりとか、協力してもらえるところは協力してもらえるよう意識的に行動できると良いのかもしれません。
⑥HSP の気質を嫌っていると、子供にもその気持ちが伝わることがある。
• 気持ちは言葉にしてなくても、洞察力が鋭いHSCは特に相手の気持ちなどを敏感に察知しているので伝わってしまう場合があります。親自身がまずは自分を好きになることが大切ですとアーロン博士は言います。
⑦親子同士が似ていると思い込んでしまう。
• 親子でHSPだと好きも嫌いも同じだと考えてしまいやすいということです。ですがHSPの好き嫌いは様々なんですね。親子だとしてもまったく趣味趣向は違うこともありますよね。HSPだとしても一緒なんですね。アーロン博士自身はホラー映画が特に苦手だったらしいですが、息子さんは内容がすきなものはホラー映画も好きだったようです。「これはただの映画だから」と言っていたそうです。
HSP同士の親子でも、その敏感気質を活かせるところと、気をつけて行くことをしっかり理解していくことで、子育てに対して親も自信を持つことができてくるのかもしれませんよね。
今回は「HSPの親7つの心構え」についてお話しさせていただきました。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)
それではまたお逢いしましょう。
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今回の記事でも参考にしているエレイン・Nアーロン博士のHSCの本です↓
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