HSP HSC「敏感さを生かした子育てのポイントを紹介します」
こんにちは。
心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)
いつも記事を読んでいただきありがとうございます
今日はですね。今年は半分過ぎて折り返したんだなぁと少し振り返ったりしていました。
きっとほとんどの方が今年の前半はコロナについて考えたり、または影響があったということが印象に強いのかなと思います。
同時にHSPについても、関心が強まった背景にはコロナの影響もあるのかなと思いました。
在宅勤務になったことで、家の中で過ごす環境と職場での環境の自分の気持ちや気質について比較する時間があったことで、
「在宅勤務の方が合ってるな」
「一人で仕事をするスタイルが合っている」
「一人だと仕事がはかどらず、人目のある環境のほうが仕事がはかどるな」
と気付いたことによって、自分の性格やHSPの気質に気づくということにもなったのかなと思います。
私たちは環境の変化によって自分の中にある普段見えない気質や気持ちに気づけるんですよね。
気づくと生活に追われていて、自分自身の本心や感じている感覚でさえも見失っていることが多いようです。
多くの人が自分自身と向き合う時間が増えた今年の前半は、内省する時間にもなったようです。
そう考えると、たまに意識的に時間をとり自分の気持ちや、身体の声を聴くことという行為はとても大切なのではないかなと思ったんですね。
普段忙しくしていたりとか、ルーティンになっている生活環境の中で、
社会の中で生きていると「自分自身と対話する」という時間が作りにくい状況にある人が多いということでもありますよね。
私自身も環境の変化によって「私たちは至る所で影響を受けているのだな」と再確認しました。
今日はですね、そんな振り返りを少ししていました(^^)
今回は「敏感さを生かした子育てのメリット」についてお話ししていきたいと思います。
1.HSPについて
まずHSPについてお話ししていきますね。
1990年代にエレインアーロン博士によって高敏感性の研究がされていました。
科学的な専門用語としては感覚処理感受性(SPS)と呼んでいます。
そして博士はその敏感性の値が高い人を
HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン)人一倍敏感な人。
HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供と呼んでいます。
エレインアーロン博士自身もHSPで、博士の子供もHSCだったようです。
【HSP】
• HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン )人一倍敏感な人
• HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供
• HSS (ハイ・センセーション・シーキング )人一倍敏感な人・刺激を求める人
そして、博士によると全人口の15%~20%がHSPと言われています。
5人に1人がHSPということになります。
そしてさらにそのHSPの30%の人口の約6%が HSS(外向型・刺激を追求するHSP)という気質の人もいるとされています。
HSPは精神医学で言う病名ではなくて、あくまで気質というものになります。
さらに他の種族100種類以上にもHSP気質は存在したことを発見したそうです。
これらは生まれ持った脳機能に関係しているようです 。HSPの人は脳の扁桃体。
危険を判断する部分の働きが、生まれつき強く不安・恐怖そんな部分を感じる神経回路も敏感に働くためだそうです。
【HSPの四つの性質】
①深く考え事をする
②常に刺激を受けやすい
③共感力が高く、感情の反応が強い
④些細な刺激を察知する
HSPについては、 気になった方はエレイン・N・アーロン博士のサイトをチェックしていただけると良いと思います。
アーロン博士のサイトではHSP診断もできます↓
今回は主にHSC(ハイリーセンシティブチャイルド)にフォーカスしてHSCの特性を探りながら。
私自身も HSCだったことを踏まえて、その体験や経験をお伝えしていきたいと思います。
私の主観でお話していくこともあります。
そのように聴いて頂けると嬉しいです 。
この記事を通じて。
今敏感気質に悩んでいる方。辛い方。
身近にいる人への理解になったり。
それぞれが生きている世界が少しでも安心できて。
優しい世界になってほしいと願っています。
又、HSPの情報交換、新しい気づきとなることに繋がっていけたらと思います。
2.敏感さを生かした子育てのメリット
親も子供もHSPだった場合の子育てはとても特別なものになるとアーロン博士は言っています。
HSCは親の感情から強い影響を受けるので、心を穏やかにしておくことが必要になります。
親が安定していると子供の心も安定しますよね。
子供時代を安心して過ごすことは、子供が大人になった時に出てくる問題を解決する際にも影響を与えています。
このことから親のケアを親自身が率先して行うことはけして自分勝手なことではないですよね。
そうすることによって、子供や周りの人にいたわる余裕が出てきますよね。
敏感さを生かした子育てのメリットに、子供の感じることをよくわかるという部分があると思います。
親もHSPなので自分の敏感気質に向き合ってきた経験がありますよね。
人前に出る時感じる、過剰な刺激に対してどのように対処してきたのか。
誰かに「神経質すぎだよ」「臆病だよ」と言われた時、どのように感じて答えてきたのか。
自分の体験から得た知識とか術を詳しく伝えることができますよね。
その話は説得力を持って子供に説明できると思います。
また博士は私たちの社会にはHSCの自己肯定感を阻む様々な要因があると言っています。
HSPである親がHSPの気質を理解して自分らしく生活する姿をHSCが見て、
その親を通してHSC自身が自己肯定感を自然と回復できるようになると博士は著書で語っています。
子供の質問に親にも答えられないようなことはあると思います。
ただ、親もHSPなのでHSCの深い問いかけにも向き合えて、 その問いかけに丁寧に、敬意を払って聞いてあげて。
一緒に話し合うこともできてくると思います。
今回は「敏感さを生かした子育てのメリット」についてお話しさせていただきました。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまたお逢いしましょう(^^)
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今回の記事でも参考にしているエレイン・Nアーロン博士のHSCの本です↓
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