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ヘルニアと狭窄症で役立つ「道路交通法」等の知識武装

令和7年1月。


凍結路面を運転して
患者が来院していませんか?


神経痛の患者のなかには
自動車運転に大きく支障をきたす
治療薬を服用している方がいます。

皆さんは整体師として、

整形外科医にはできない
多角的なアドバイスと情報提供をすることで
患者からの信頼に繋げていくことができます。

本記事はそんな情報を
サクッと得られる内容としております。





プレガバリン服用による副作用


椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症では
もちろん鎮痛薬が処方されますが、

神経障害性疼痛であるため
非ステロイド性抗炎症薬のほかに、
「神経痛用の鎮痛薬」が処方されます。

その代表的なものが「リリカ」です。

リリカは「プレガバリン」という
神経伝達を抑制する成分で作られています。
※詳しくはこちら


整体院に訪れる患者に
服用薬をヒアリングして、
「リリカを飲んでます」と言われたら
このプレガバリンのことです。

リリカが神経痛に
効くのか、効かないかは
個人差がある問題なので別として、

我々が知っておくべきなのは
服用者の80%以上が、
眠気、傾眠、めまい、浮腫といった
副作用を自覚するということです。

花田の経験してきた患者のなかには


「フラフラする」


と平衡覚の不調を訴える患者もいました。




自動車運転における「薬」の影響


さて、

そんな副作用がある
リリカを服用する際に
絶対に注意しなければならないのが、

「自動車の運転」

です。

眠気が出ると分かっている薬を飲み、
車を運転して副作用で事故を起こした場合、
どういうことが起こるでしょうか?

ここからは、

◯道路交通法
◯自動車運転死傷処罰法
◯薬が関与した交通事故の自賠責保険可否

の3点について勉強していきましょう。

まず手始めに、
道路交通法にはこうあります。

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