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ハリコレ2023-2025/勝負腹巻コンテスト結果発表

今回は2023年頃から撮り集めていた松の針(松葉)コレクションのお披露目です。ついでに、誰にも待たれていなかったであろう勝負腹巻コンテスト2025の優勝松も発表しております。

今回の画像はすべてスマホで撮影したものです。画質よりも風味をお楽しみいただけますと幸いです。今回は画像の調整および加工はしていません。よそ様(人物)であったり建物であったり特定されやすいものが写りこんでしまった場合は切り取るようにしています。例えばこのダイサギの画像のように、極端に比率が変わっているものがそうです。

ダイサギ

松の針は小説に書いています。
『森のアコーディオン弾き』という作品のおまけとして投稿した『願い』という章と、『あとがきにかえて』に出てきます。

マガジンは本編+おまけ(2ヶ)+あとがきにかえて、という構成になっています。


ちなみに、松葉サイダーという飲み物があったりと、松の針は食べても大丈夫なようです。90年代版ムーミンのChristmas is Comingというエピソードでは、冬眠前のムーミン一家が松葉Pine needlesを集めて食べるシーンがあります。
いいですねぇ、ウインター ムーミンワールド。

前置きはこのくらいにして松の針コレクションを始めようと思います。



松の針コレクション(ハリコレ)

例の松の針カーテン

森のアコーディオン弾きのおまけ②ではこの光景を書きました。

松の針カーテンは松の木の周りに低木がある場合によく見られます。
松の針はトング状の二股になっているので引っかかります。
後ろで腹巻を巻いているのが松の木です。
斜めの枝に引っかかているのもよかったです。
松ぼっくりの付いた枝ごと落ちて引っかかっていました。
ムラサキシキブと松の針。
引っかかり過ぎてもさっとしていました。
横に張り出した枝に松の針が引っかかています。
画像の暗さを除いて、小説で描いたものに一番近いかもしれません。
風が吹けば揺れます。
これなんかはまばらでしたがよかったです。風にそよいでいましたねぇ。
涼やかさではこの画像が一番近いです。

地面と水面の松の針

地面に落ちた松の針には柔らかさがあります。ふかふかでした。
清掃で片付けられなければ、やがて粉々になって土にかえります。
池に落ちた松の針は水面に模様を描きます。
裾にこういうさらっと流れる様な模様がある和服もいいですねぇ。
堆積するうちにほかと混ざり合ってどんどん形を変えていきます。


ここで15分間の休憩です

お茶は各自でご用意ください。
目を休めましょう。

ぜんざいをどうぞ。


勝負腹巻コンテスト2025


優勝松はこちらです。

歌舞伎揚げのような肌にしっかり巻かれた腹巻。
なにより堂々としていました。
おめでとうございました。

過去の大会の様子はこちらから。


おまけ


自然には見られながらの撮影になります。
靴下脱ぎっぱなし。
靴下に対してというよりも、あらゆることに対して怒っているようでした。
秋が短すぎるとか、コンクリートが固くて冷たいとか、歩けど歩けど土にたどり着けないとか。
一方こちらはご機嫌でした。
こちらでは前足だけで葉につかまり懸垂中と思いきや、排泄中でした。
お口なおしに綺麗な写真です。
示し合わせたかのようなカラーコーディネートでした。
イチョウも蝶のようでした。
これがほんとのイ長調。うまい!
誰も言ってくれないので自分で言うしかないのです。
仔カマキリ。
その獲物は大き過ぎるんじゃないかと思っていたら、カナブンには目もくれずに向こう側へジャンプしました。
あざやかに尺を取っていました。
菌類を中心に見る世界も面白いなと思います。
物語はすでに始まっているようです。
村落でしょうか。
昨夏、連日の大雨できのこが大量発生していました。
我が国の縮図のようです。
それでも一番小さい者だけ違う方向に伸びようとしているのは希望だと思いました。
あと少し尻尾が引っこめば上陸開始でしょうか。
アオサギの幼鳥。大型の鳥ほど恐竜に見えてきます。
オナガ。
キンカンを食べていました。
巣作り中の鳩。
休憩中のような、温まった地面で暖を取っているような。
出番待ちのトカゲ、待ちきれず。


ハリコレよりもおまけのほうが多くなってしまいましたので、この辺で終わろうと思います。
松の針については、次回の『あの山 この山 よも山ばなし』でも書く予定です。どうぞお楽しみに!

ここまでお読みいただきありがとうございました。
皆様にスペシャルモーメントが訪れますように。


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麗野鳩子 | Hatoko Uruwashino
潜っても 潜っても 青い海(山頭火風)

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