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稟議書/自由律俳句

業後帰宅し読書を楽しめる喜び

便りのないのは順調な証拠。そう思って一人暮らしの息子へむやみに連絡しないように自制している。(笑)

戯言・雑言・暴言

11か月前

死を知った日は シャンプーとコンディショナーが 同時になくなった日 (チバユウスケに捧ぐ)

うつ病だけど死にたいとは思わない だって生まれてきてしまったから

空 より青く広くなるまで あと僅か

過去の自分に読み耽る

重力を鼻で感じる

仕事の連絡お酒の連絡

目鼻むずむず洗濯物ざらざら

見事な晴天に家事

もう同じ服でも汗

オレンジ霞の向こうへ

猫の足音に目覚める

ペンの位置を変えてみる

電車の窓から撮る夕陽

飛んだ記憶も時間も

灰色の雲低くずっと

雪止んで洗濯物忘れて

地図見て過ごすただの土曜日

出来たスペースを見る

パソコン閉じて思い出す

コンセント抜いても前に猫

降りそうな風だ

支える人を支える

正月気分を珈琲で薄める

書くだけ書いてBackspace

山の風冷たく尿意

思い出し笑いできる人と会う

マスク越しの笑顔に賭ける

知らない街に来たような笑い

こんな日に強い風

夕方思い出す

50円引きだった

猫は寝る猫が寝る

暗がりに洗濯物を取り込む

独りでも気は散る

休めない休み温い風

初詣で散財する

古書の落書きに学ぶ

遠回りする話する

横になって読んだり寝たり

溜息すら大きく車内

頼んだ手紙そのまま綺麗に

家の中でマフラー

犬を撫でる寒波の話を聞きながら

雨戸を閉めたまま月曜

地平以外は春の階調

残すつもりの汁もう一口