原子力研究機関の監督官庁は、水戸事務所を設け、担当者は、原子力の素人で、定期点検などの検査時には、研究機関側のお迎え車に乗り、現場立会し、意味も分からず、お猿の電車のお猿さん的役割を担い、その夜には、研究機関側が設けた宴席に参加、研究機関側は、はれ物に触るかのごとく、低姿勢。
(続き)文科省を介した私の質問に対し、原子力機構は、「会議費として確保していたおカネであるため問題ない」なる回答をしてきましたが、担当者は、問題が何であるか理解しておらず、使用したおカネが、闇金であろうが、会議費として確保したおカネであろうが、官々接待は、贈収賄罪になるのです。
私は、『日本「原子力ムラ」行状記』(論創社、2013)に、「2009年に原子力機構と文科省が認めた「制度的慣例」」(pp.1-4)を記しましたが、その内容は、原研が監督官庁の官僚を四半世紀以上にわたり接待した「官々接待」と言う「贈収賄罪」です。
(続き)その担当者は、社会認識の甘さから、大きなミスを犯したため、組織内で問題となり、人事処分されたものと推察しますが、「会議費として確保していたおカネだから問題ない」なる主張は、世の中に通用しません。四半世紀以上にわたる原研の接待総額は、今の貨幣価値に直すと一億円弱に達します。
【資格取得】各エンジニア国家資格の基となる法律~法令の所管~ 私が保有する技術士、安全コンサル、衛生管理者、クレーン運転士、電験、エネ管、消防設備士、危険物取扱者、施工管理技士、電気工事士の10資格が何の法律に基づき制度化したか解説 https://www.licenseengineer.com/archives/3987