ウクライナのザポロージェ原発(ソ連製加圧水型原子炉VVER-1000、6基)は、ロシア軍の攻撃により、外部電源が喪失し、内部電源としての非常用ディーゼル発電機が起動、システムに給電していますが、発電機の重油燃料は、10日分しかなく、補給するか、外部電源を回復しないと、炉心溶融。
ロシア軍が、ウクライナ南部のザポリージャ原発を砲撃するなど、狂気の世界です。世界有数規模のロシア型最新鋭の原発サイトを砲撃したならば、原子炉建屋は、壊れなくても、炉心冷却に必要な無防備な河川水の引き込み口を砲撃されたならば、炉心溶融につながります。今は極めて危険な状況です。