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原発は事故ったら一巻のおわり
地球のため、全人類、夜は戒厳令(210)
「原発は事故ったら一巻のおわり」
2月11日読売新聞朝刊総合面に「米スリーマイル島(TIM)原発」の廃炉について記事が出ていた。
TIM原発は「商用炉で世界初のメルトダウン(炉心溶融)事故」を1979年3月に起こした。
「強い放射線を出すデブリが今なお残り、ロボットなどで取り出すための準備が進んでい」るという。
デブリは「強い放射線を出し、人を送り込むことはできない」。
核燃料やデブリ、汚染物質の「最終処分地は未定」だ。
「41~51年の廃炉完了を目指す福島第一原発より難易度が低い。それでも完了まで事故から60年を必要とする。」
デブリをはじめ危険汚染物質を、たとえ、なんとかかんとか回収できても、処分地を容易に確保できないし、だからといって、人類は核の危険汚染物質を無害化する技術を手に入れていない。
事故れば一巻のおわり。
核は人類が扱えるような代物ではない。
ちなみに能登半島でかつて原発予定地だったところで、地盤が大きく割れたり隆起した。散々たしかめて予定地にしたはずだが、それでも、それを嘲笑うかのように予想を大きく外した。建設されて稼働していなくてよかった。
日本は他国よりもとりわけ原発に適さない国だと言うことを努々忘れてはならない。
私には信じる宗教がないが、この現象は天地からの天啓であるような気がする。