堀 治喜の楼人日記

元手作り野球場DREAMFIELD管理人。ホーリー農園オーナー兼物書き。主な著書に『わ…

堀 治喜の楼人日記

元手作り野球場DREAMFIELD管理人。ホーリー農園オーナー兼物書き。主な著書に『わしらのフィールド・オブ・ドリームス』(メディアファクトリー)、『衣笠祥雄はなぜ監督になれないのか?』(洋泉社)、『初優勝』(プレジデント社)、『ズムスタ、本日も満員御礼!』(毎日新聞出版)など。

最近の記事

①アキタカターンズ疑惑リターン

古典的な腐敗政治の体現者たち かねてから疑惑が燻り続けているアキタカターンズ疑惑だが、9月18日の安芸高田市議会総務文教常任委員会において山本数博議員が取り上げたのを受けて、疑惑がメラメラと再燃しそうな気配だ。 石丸前市長の時代に、安芸高田市と合同会社アキタカターンズとの間で総額にして3千万円あまりの事業費が不明瞭な随意契約によって垂れ流されていたこの疑惑は、これまで各方面で指摘され再々問題視されてきたが、今回あらためての議題に上がり、継続審査として調査されることになった

    • 「虚像 石丸伸二研究」取り扱い書店

      現在、アマゾンでの取り扱いのほか、下記の書店でお買い求めいただけます。 尚、品切れの際はご容赦ください。 取扱書店一覧 広島市  ■広文館新幹線店  ■広文館フジグラン広島店  ■広文館フジグラン高陽店  ■広文館フジグラン緑井店 安芸高田市  ■みよしや書店 三次市  ■広文館フレスタ三次店 呉市  ■広文館呉駅ビル店 三原市  ■広文館広島空港店 福山市  ■広文館福山駅ビル店   東京  ■広文館イトーヨーカドー曳舟店

      • 8.〝石丸ヨイショ映画〟の後味の悪さ

        市長になりたくて市長になっただけの市長でした 「#つぶやき市長と議会のオキテ 劇場版」が広島でロードショー公開された6月7日、八丁座でこれを鑑賞した。  この映画が先行試写されはじめた段階で、まだ観てもいないにも関わらず「ユーチューブ切り抜き動画に毛が生えた程度の作品だろう」と予測し、ネットでもそう酷評してきたのだったが、まさにその予見どおりの作品だった。  本編に観るべきものはほとんどなく、虚言と愚行で議会をかき回した石丸伸二という手のつけられないパワハラ市長のやりた

        ¥100
        • 7.〝随意契約天国〟だった石丸市政

          安芸高田市では、以前からAという会社が市と不適切な契約を行っているのではないかという疑惑がささやかれてきた。石丸が市長になってから、この会社は地域おこし協力隊の業務をはじめ市の行事の撮影や印刷物の制作業務などを、ほぼ競合なしの随意契約で受注してきた。 その疑惑を解明するために、安芸高田市政刷新ネットワークは2023年の11月に関係文書の開示請求をして資料を入手。それを元に同会は疑惑を検証した。その結果、同会が抱いていた疑惑は疑いから確証に近いものとなったようだ。財政危機を叫

          ¥200

        ①アキタカターンズ疑惑リターン

          「虚像 石丸伸二研究」amazonで発売開始

          ようやく拙著「虚像 石丸伸二研究」がamazonで発売となりました。 安芸高田市では再選の望みなく、逃走するように都知事選に鞍替えした石丸市長。 何らかの勢力に担がれてのことでしょう、いま怪しいプロパガンダ絶賛展開中ですが、立憲民主党の蓮舫氏が出馬を表明したことで泡沫候補から脱却する道は閉ざされたようです。 下記に目次を転載しておきます。 ご興味のある方は、ぜひ。 以下に目次   プロローグ 第1章 敗訴市長  ネット・ヒーローの裏の顔  吾が辞書に「誤解」はない

          「虚像 石丸伸二研究」amazonで発売開始

          新刊が刊行されます。

          このnoteに連載していた「石丸伸二研究」を大幅に加筆した上の著書が刊行されます。 Amazonには目次が反映されていませんので、こちらに掲載しておきます。 ご興味のある方はぜひご購入を。 以下に目次   プロローグ 第1章 敗訴市長  ネット・ヒーローの裏の顔  吾が辞書に「誤解」はない?  聞きわけのない3歳児のように 第2章 虚飾の粉飾行政   盛られたキャリア  「地元の危機を救う救世主」の神話 第3章 でっちあげ  空振りした〝論破芸〟  嘘からはじ

          新刊が刊行されます。

          お知らせ。

          これまで6回の連載物として公開していた「石丸伸二研究」の記事について。 これらの原稿を元に、大幅に加筆した著書『虚像・石丸伸二研究』(仮題)が近々発売される予定です。 多くの方にお読みいただきたいと、いままで記事は無料で公開してきましたが、さすがにそれでは刊行される著書に顔向けができません。 かたちだけですが、有料にさせていただくことにしました。 すでに安芸高田市の有志の方々はコピーを取りまくって関係各所にお配りになっているとかで(笑)、今さらの感が拭えませんが、事情を

          6.石丸の新著「吾往かん」を読む。

          発売日再延期の裏で…「読む」とはいってみたものの、3月発売のはずが大幅に遅れたようなので、著書を読んでからという予定を変更して、現時点で想像できる出版の裏事情を大胆に読んでみることにしたい。 この著書は、当初は2月に発売されると予告されていた。ところが、それがこっそり3月に変更され、ここにきて7月末日に大幅に延期された。(さらに6月20日に変更・5/1現在) タイトルについても『貫く力』とか『筋を通す力』とか、いくつかがネットにあがっていて、最終的には『吾往かん』に落ち着い

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          6.石丸の新著「吾往かん」を読む。

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          5.不可解な〝日本一〟騒動

           タイトルに「騒動」と謳ってみたものの、どれほどの国民がこの騒ぎを知っていただろうか。  プロ野球の日本一であるとか、初詣や祭りの動員数だとか、ビルの高さだとか、商品の売上高とか、自治体でいえば人口とか面積とか長寿とか、あるいは物産の生産高とか、いわゆる社会で認知され話題となっている『日本一ランキング』というものはある。  ところが、ほとんど認知されてはいない『自治体のYouTube公式チャンネル登録者数日本一争奪戦』というものが、一般にはほとんど知られないままこっそりと昨年

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          5.不可解な〝日本一〟騒動

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          4.痛すぎる〝でっちあげ市長〟

          「なんと申しましょうか…」  股間に硬球が直撃して苦悶する選手の痛みをこう代弁してファンの微苦笑を誘ったのはプロ野球の名解説者と評された小西得郎だったか、そのセリフを今しみじみと思い出している。まさに「なんと申しましょうか」な、笑うに笑えない滑稽な失態を安芸高田市の石丸市長がまたも私たちに見せてくれたからだ。  選挙時のポスター印刷代金を踏み倒すという「セコすぎる」案件で訴えられた裁判の控訴審で、一審につづいて敗訴した彼が全国民に微苦笑を誘ったのが去年の12月13日。皆さ

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          4.痛すぎる〝でっちあげ市長〟

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          3.虚飾からはじまった〝粉飾市政〟

          まずは前回までのおさらい。 自治体の首長という、一応は世間の範となるべき立場に選ばれながら、その選挙用のポスター代金の支払いを拒否しつづけた挙句(その間、被害会社には閲覧注意レベルの罵詈雑言をメールで送りつけていたらしい)に提訴され、その一審で偽証罪に問われかねない嘘でハンパな論破芸を試みたものの奮闘空しく轟沈して敗訴、それでもなお支払いを拒んで控訴したところが、あっさり棄却。世界的なアナリストだったとかの一部での風評も法廷では通用せず、「負けアナ確定!」を断じられ「再び審

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          3.虚飾からはじまった〝粉飾市政〟

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          2.「犬笛」に踊る実態の見えない〝応援団〟

          モチーベーションは怒りと恨み? 1.本件控訴を棄却する 2.控訴費用は控訴人の負担とする 12月13日、広島高等裁判所第202号法廷。 裁判長が定型の判決を言い渡し、石丸伸二安芸高田市長の控訴が棄却された。その間たったの数秒ほど。そのそっけないまでの時間が、この控訴審の意味の希薄を伝えていた。 一審で敗訴した被告の石丸市長は控訴したものの、9月27日の控訴審では即日結審。それは、あらたな証拠もなく第一審を覆せるだけの控訴理由も提出されず、審理の余地も必要もなく第一審の判決

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          2.「犬笛」に踊る実態の見えない〝応援団〟

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          「恥を知れ、恥を!」のブーメラン

          「三本の矢」故事の郷で起こった三者だれにも利のない騒動 「またドリームフィールドの話かよ」と笑われそうだが、本題は別にあるのでご安心を。 かつて10年余り遊ばせてもらったその野球場が安芸高田市高宮町にあったので、同市には地縁もあれば知人も少なくない。なので昨今話題というか社会問題にすらなっている同市長と市議会のバトル、対立騒動は他人事ではない。 当初は、居眠り議員を威勢よく諌める若手市長があらわれ、「これでいくらか行政が刷新されるのだろう」ていどの関心だった。ところがこ

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          「恥を知れ、恥を!」のブーメラン

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          告知

          遅いアナウンスになってしまいました。 「球場巡礼」の第1集がkindleでご購読いただけるようになっております。 1996年の夏。青春18きっぷを使っての九州北端3球場を巡る遠征の記録です。 まだホークスの二軍がホームグラウンドにしていたころの雁の巣球場。そこから海路渡った福岡ドーム。 そして翌日、ようやく参拝できた聖地平和台球場… 鉄路のリズムとともに懐かしい〝野球の匂い〟が漂ってくるのではないでしょうか。

          結論ありき 異論に耳貸さず

          上記のように中国新聞にしてはとんがった見出しのコラムが掲載されていた。 くだんの広島市立中央図書館の移転問題に関する今朝の記事だ。 投稿者はフリーの宮崎園子記者。 記事を要約してみよう。 昨年3月、広島市議会は現在中央公園の敷地内にある同図書館を広島駅前のエールエールA館への移転を含めた予算を可決したが、そのさい「十分な議論が尽くされていない」として、「A館への移転、現在地建て替え、中央公園内移転建て替えの3案を比較検討できる資料を作成し、議会、利用者、有識者などに説明し

          結論ありき 異論に耳貸さず

          noteの別冊を刊行します。

          noteの別冊で「球場巡礼」の公開をはじめました。 既刊の第1集、第2集につづいて続編もここで公開していきます。 きっと長い作業になることでしらょう。 よろしければ、同行二人で全国の野球場巡りを楽しみましょう。

          noteの別冊を刊行します。