いつもの本屋カフェ。いつものカフェラテ。いつもは図書室のように静かなエリアだが、白木のカウンター席から長い話し声が聞こえてくる。シニア娘とシニア母。シニア娘のひそひそ声がだんだん高く大きくなり、涙声がいりまじる。シニア母は黙っている。在宅ケアの苦しみはどうすれば癒せるのだろうか。