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とかく、泣きさまだれゐたれども、酔ひ心ちやただならざりけむ、つひにあけ行くほどにかへし給ひぬ。われすごさずとはいひながら、かなしき事をつくして、御前にふしたるに、ことにうらうらとおはしますぞ、いとたへがたき。(『問はず語り』岩波文庫 p.131)

2か月前

「こよひばかりの夜半もふけぬべし。ひまつくり、いでよかし」(『問はず語り』岩波文庫 p.140)と命じた後深草院。翌日、「こよひかならず、しるしある事あるらむとおぼゆるぞ。もしさもあらば、うたがふ所なきいわねの松をこそ」(ibid. p.141)と話す。

2か月前

御所にて帯をしぬるにも、思ひいづるかずかず多かり。(『問はず語り』岩波文庫 p.124)

2か月前

『問はず語り』を和歌から読み解く5

男女の情愛を暴露した『問はず語り』を和歌から読み解く①

『問はず語り』を和歌から読み解く4 お持ち帰りされながら

和歌から『とはずがたり』を読む8

冬忠•雅忠などにぬしづかれて、ひまをこそ人わろくうかがいしか。腹の中にありしをりも、心もとなく、いつかいつかと、手のうちなりしより、さばくりつけてありし(『問はず語り』岩波文庫p.138)

2か月前

京極より、御幸は北へなるに、のこりは西へやりわかれしをりは、なにとなくなごりをしきやうに、車のかげの見られ侍りしこそ、こはいつよりのならはしぞと、わがこころながら、おぼつかなく侍りしか。(『問はず語り』岩波文庫 p.133)

2か月前

一目みし夜半の面影を、二たびしのぶ心もなどかなからん。(『問はず語り』岩波文庫 p.123)

2か月前

なほうき世出づべきかぎりの遠かりけるにやと心うきに、あけはなるるほどに還御なる。(『問はず語り』岩波文庫 p.124)

2か月前

「ありし伏見の夢のうらみより後は、まどほにのみなり行くにつけても、ことはりながら、たえせぬ物おもひなるに、」(『問はず語り』岩波文庫p.142 )

2か月前

体調がよくないみたいだ。

2か月前