がんばれと口にするのはやめました。キミにアナタにもちろんボクに **** こんな日もある。
お陽さまと風を含んで膨らんだもふもふ達と行こう さあ冬 **** 冬物を色々買い揃えた。モフモフも色んな種類があって肌触りが良いのはどれだろうなんて悩んだり。結局どれだけ空気を含むかなのかもと思う今日このごろ。モフモフがホッとする季節になってきた。少しでも快適でありますように。
内緒だよ少し足りないことなんてわざわざ口にするまでもなく **** 早いうちからお月さんが見えた。すこぉし端っこが欠けてたけど暗くなったらあんまり分からなくなった。輝くってことはそういうことか…と思ったり。 空はもう少しあおくて月はもう少しオレンジだった。見たようには写せない。
蒲公英の綿毛を巡る幼児は宇宙を跳ねる彗星のごと **** 秋の午後の陽を受けて草むらに点在するまんまるな綿毛が銀色に浮かび上がる。惑星みたい と思うまもなくチビが走り抜けてゆく。 ふぅふうと吹いてもなかなか飛んでくれないとつまらないみたい。笑
秋はもう終わったのだと藍色に糠床染める茄子に知らされ **** あ、茄子が安い!秋茄子の季節か!漬物用に買おう!(スーパーでの苧環の脳内) 硬っ!分厚っ!もうすぐ12月やん。秋ちゃうやん。終わりかけの投げ売りやん。(漬かった茄子を一口噛んだ苧環の脳内) 季節感がバグってる…
有れば良いばかりではないことを知る風と陽をよみ芽吹くものたち **** 遅いかなと面白半分で5㎝ほどの茎を土に突っ込んだ空芯菜も20㎝ほどに育ったので初収穫。遅ればせでこんな育つなら来年早めに再チャレンジ。一番季節が捉えられないのは人かもしれない。ネギに小松菜、ルッコラも順調。
潔くアンティークだと言い切れば洒落た値札が付くかもしれず **** 老害だと言われないように大人しく穏やかに座って静かに微笑んでいればいい?拾われるのを待つ?馬鹿な。拾われる方にも選ぶ権利はあるだろ。こちらも色々捨ててきた身だ。だから拾ってくれなくて良い。そのままほっておいて。
私の風を感じてくれるのか薄い葉先をしゃらしゃら揺らし **** 軽ければ軽いほど敏感なんだと小さな鉢を置いて知った。締め切った部屋にも空気の流れはある。小さな風なら誰にでも起こせる。微動だにせぬものもいるけれど
空っぽになればポキッとなることもないだろうにと岸の薄が **** 茎が空洞の植物って結構あるんだ…なんてことをぼんやり。よいしょでも、よっこらしょでも、ぽちっでもいいから、己で感情のスイッチが切れたらいいのになんてこともぼんやりと。うまく風に戦げない。ポキッと折れたくはないな。
棚ひとつ掛けてひとりでほくそ笑む日々日々なんてそれほどのもの **** 台所に棚をひとつ。処分しようか悩んでた棚板の行き場が出来て良かった。軽い物しか乗せないつもりなので落ちてはこないだろう。たぶん… 引き出しの開け閉めが要らなくなった分少し楽しくなるかな。
シートパック 目はここに口はここにと指示されて毎夜完成する福笑い 穴空きの土台に嵌めるパーツには返品どころか文句も言えず 大小や配置の差異のどこまでを許容範囲とすればよいやら **** どれだけうまく皺なく嵌めるかの勝負をしている気になるシートパック。
秋空に研ぎ澄まされて来たはずの陽射しに深く息ひとつ吐く 幼児がてんてんてんとつく鞠のリズムにも似た秋の朝の陽 ****** あったかぁいと口から溢れ出た。お日様が暖かいなんてひと月前だと有り得ない。陽射しが痛いものから柔らかいものに変わった。土手では少し遅めの彼岸花が満開。
吹くままにただ向くままにこの秋は流れてみればと風と陽がいう **** ミニ観葉を買ったりリポベジをやったり。出ない本葉や伸びる新芽。とにかく待てるヒトにならないとダメなことだけは分かった。今じゃなくその次を思い描かなきゃだめなんだなって。全部実験。そしてそれを楽しめること。
秋風が吹き寄せて行く夏の間の熱に負けてたこれそれあれを **** 今日は風が心地良かった。暑さのせいにして"そのうちに"と思ってた小さな引っ掛かりのいくつかに片をつけた。手を動かすことが一番だとは知ってる。タイミングを計ってると見せかけた逃げでしかないのも。暑かったんだもん!
今ここに在るものだけがすべてだと藍に溶けゆく橙のひ **** 日の出が遅くなって朝焼けがまた見られる。カーテンを全開にしてぼんやりと眺める。ひんやりと寄せてくる冷気は夜の名残というよりは朝の訪れ?写真!写真!とおたおたしてる間に色合いが変わってしまう。目を離したら負け!の時間。
泳ぐ目を捕まえるにはルビになる身近な言葉を探すことから **** 母の「わかった」には、本当に分かった時と面倒くさくなって話を変えたい時の2種類ある。「わかってないやろ!」と問い詰めると、口元だけが笑ってたり。ちゃんと目を見ておかないとだ。「頼む」でなんでも済ませようとするな!
もしかしてなんて来ないと捨てました。欠けてもいないお茶碗ひとつ **** 息子のお茶碗を処分した。置く場所はある。けど。このお茶碗にご飯をよそう場面はもう来ないだろうし。欠けてはないけどちいさな傷はたくさん。そもそも小丼ぐらいあるお茶碗を今の彼は必要としないだろうし。笑
虫の音がチリチリチリと聞こえくる27℃はまだ熱帯夜
更けきらぬ二重緑の中空で誰を見やるかまんまるの月 受けし陽を裾分けせんと鉄紺の空をゆるりとのぼる満月 **** だんだん濃く深くなる空と明るさが増して見える月。久々にゆっくり月を見た。月って黄色じゃないのね。白にチョンチョンと檸檬色を落としてチョンとグレーを落とした感じ?
痛くしてごめんとほんとは思ってる?気づけば少し優しく柔く **** 眩しいよりも痛かった陽の光が少し和らいできてる。陽の光の有り難さ。読めない天候に翻弄された後だから余計に。当たり前がなぜ当たり前なのか、その一歩前を感じれたら毎日幸せだと誰かが言ってた。
百日を待たずほろほろ紅の金平糖が溢れて落ちる **** ころころと風に煽られたサルスベリの花が歩道を走り抜けていく。
この風を吹かせてるのは誰なのか今しばらくは知らぬふりして **** 風が吹き抜ける朝。たぶんこれは遠くの○○の仕業。喜んじゃダメなんだろうけど心地よいんだから仕方ないよね と今は自分を納得させる。 **** 突き詰めて問い詰め尽くして知ることのすべてに意義があるわけじゃない
食卓を斜(はす)に横切る影をただ茫と眺める罰当たりにも 身の上を重ねて流す涙など何の足しにもなりはしないと 知ったとて手すら貸せない身なのなら口は閉じよう目もしばらくは
のんびりと空に佇む薄月夜温くていいと我に囁く **** 雲を敷いた月がぼんやりと見えた。白か黒か、あっちかこっちか、そんなに割り切らなきゃダメか?と月が言うてる。 ぼんやり のんびり 暑いだ寒いだ人間はうるさいぞって
雷鳴が雲を伝って響く地に今日も明日も住まうしかなく 飲み込まれ消えてしまった夕焼けを黒雲分けて迎えにいこう 光からいちにさんと数数え耳を塞いだ幼きあの日 ******** 夕方の雷は夏の終わりを告げるものだと言ったのももう昔話になるのだろうか
一人分余計に洗う麻シーツ朝の陽射しを跳ね返す夏 **** チビが帰った翌朝はやることがたくさん。布団周りが1日で片付くのはこの陽射しのおかげ。そこだけは感謝。冬だとこうはいかん。 フローリングシートの汚れを見て、4歳児の活動量も思い知った夏。
日常を知らぬ我には膝に乗せ背を摩るほか抜け道もなく 100cm足らずの君の奥底に静かに沈め夏のひとコマ
期限切れ出さぬようにと組むパズル毎朝夕の頭の体操 **** 買い物はまとめ買いがほとんどだから、どっちを先に食べなきゃだ?と、消費期限を確認しながら夕飯を作ることが多い。ぴたっと嵌った時は爽快。そうじゃない時は…
大暑過ぎ咲くに咲けない君たちを今しばらくと葉水吹きかけ **** 強い陽射しにあてぬよう、冷気にあてぬよう、誰よりも何よりも気を使ってる。 次々つけるたくさんの蕾は開くことなく枯れてゆく。だけれど葉は元気で、枝も伸びている。憂いなく蕾が開くまであとひと月?ふた月?
「もういいかい」「もういいよ」と手遊びの朝な夕なにひとりごちたり **** 応えてくれるのは自分。少しでも苦なくこなせるように、不便や不都合を感じたらどうにかできないか考える。今のところまだ毎日が手遊び。お!いいね。と一瞬でも自分を褒めてやれれば合格ということで。
林檎飴の色味形の熱弁にただ相槌をうつ夏の午後 **** まわりのカリカリが美味しいの チビの林檎飴の初体験の感想。遠い遠い大きな大きな公園のお祭りに行ったらしい。 真っ赤だよねぇ、甘いよねぇ、一個は食べられないよねぇなどと2人で笑う。 が、実際食べたのは葡萄飴らしい…はて??笑
苛立ちをちょっと弄って憐れみに換えて流そう同じ四文字 **** 小さな苛立ちがその要因を作った相手にうまく作用するなんてことはほぼない。身を削るだけ。ただのイライラ損。どうせ伝わらないのならいっそ憐憫に置き換えて諸々お可哀想にと腑に落とす。そう思いながら無で玄関前の吸殻を掃く。
猛暑日も互いに影を作り合う街路樹のごとなれたらいいな **** 母宅のエアコンを買い替える。同居人のツテを頼って信頼できる人に。 お父さんにありがとうって言っといて だそうな。笑 **** 快適と弾む声音が紡ぐ名は頭に義理とついてる息子
結ぶって何なのだろうと考える解けて見えるものもあるはず **** お嫁ちゃん2の誕生日におむすびケーキなるものを送った。オンラインサイトを見つけたのは去年だけど、冷凍で届くのなら夏だよなと年末のお嫁ちゃん1の誕生日はスルー。2人とも食べたことがなかったようなのでひとまずホッ。
秋立つと告げくるひともなき身には内のも外のも熱はよそごと **** 今日が立秋だと今さっき知った。今朝も少しだけ風に涼しさを感じたけどこれを残暑というにはちょっとね。残り香のように余韻とともにそのうち消えていくのがいいのに。ま、エアコンの効いた部屋の中で何言うかって話だけど。
何億のうち幾人かとこの時を共にしてると信じてみたり
あと何が引けるだろうかと立ち止まり見廻す先に咲く白き花 **** あっちへやったりこっちへやったり。きっとアタシ以外には分からないだろう微々たることを日々繰り返して終わってる。水と液肥で次々花を開いてくれるブライダルベールには感謝。秋が来る前に植え替えしてあげたいんだけれども。
本当の姿はこれだったのと問うても答えぬ洗い髪 夏 **** リンスインシャンプーを使ってみた。軋むってこういうことかと懐かしさが蘇ってくる。ただ本来の感触はこれだったんじゃない?と思ってしまった。今までの滑らかさは何に由来してたんだ?上乗せしてきたモノを省いてゆくのもありかと。
ガタガタと風に鳴いてた硝子さえ仕舞われていく懐かしさの果て **** 風にも鳴かず雨音も通さずの窓や戸はたぶん優れているんだろうけど、なんだか世界から取り残されているようで心許なくなる。閉じこもってしまうと何もわからないのは怖くはないか?と。
気移りをする前提の色ですか雨待ち顔は浅緑色 **** もうすぐ色付きますよ と言わんばかりの紫陽花があちこちに
何泊のおつもりですかと聞けたなら心構えのしようもあって **** 晴れ間のあるうちにばかり考えてると気忙しい。いつからいつまでがわかっていれば気持ちの持ちようも違うんだけどそれは端から無理だってのも重々わかってる。こちらにはいつ頃お出でになりますか?梅雨。
もういっこあるよと小さく呟いて差し出す手作り二次元ケーキ **** 転居後初めてチビが来た。「ひろ〜い」と部屋をぐるぐる回ったり廊下を匍匐前進したり。新しいお家を楽しみにしていたそう。ケーキを買って貼り絵の苺のホールケーキとクラッカーと点や線がたくさんのメモ書きを持ってパパと。
身体にもこれで良いかと問いながら整えてゆく日々の体裁 **** 少し先を思い描くのが大切だと母の暮らしを見ていて感じる。そつなくこなせることを出来るだけ手放さずに済むように甘やかしにならない程度の優しさとか手軽さを探す。最近同居人と小一時間話し込んだのは椅子の肘おきの要不要。笑
「楓やな」青葉紅葉に告げてまた舗道こつこつ鳴かせ行くひと **** たまには地面以外も見て歩いてくれと思いつつ掛けた言葉への母の返事。まぁ、「綺麗やなぁ」と杖を支えにしばし眺めてたのでヨシとする。
雨のシェード 音という音のすべてを飲み込んで雨のシェードが降ろされたまま 跳ね返す力無くした街並みが雨のシェードのグレーに沈む たぷたぷと雨を湛えた生垣に明日はアメンボみえるだろうか
石竹に染まる家々縫うように親呼ぶ子らの声が木霊す **** 現実はそんな長閑ではなく自転車を駆ってるであろう男児たちの奇声が響めいて。 うちの夕飯時間は小学生より早い!と昔々子らにボヤかれたのを思い出した。