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Apple peel jam
最終の一仕事してくれません?怖いぐらいの砂糖とともに
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この秋冬はいつもより林檎を買う頻度が高くなってる。理由は…なんとなく食べたいから。笑
ただ、林檎の一個買いはあまりしない。
一山100円の時代が懐かしすぎるからか、自分の選んだ一個がハズレだった時の責任を負いたくないからなのか、たいてい5、6個の袋入りを買う。それもひとつがなるべく小ぶりなもの。
大玉の林檎は、二人だとね…食べ切るのがね…ちょっとね。だから、いざ買うとなると数日間は林檎生活になることを覚悟する。
当たり前に皮を剥いててふと思う。林檎は皮ごと丸齧りが美味しいんだけどな…。
林檎は皮と実の間に栄養があるとか、そもそも薄い輪切りにして食べれば廃棄部分はごく少量で済むとか、皮は紅茶にいれるとアップルティーになるとか、そんな話も色々耳に入ってきてたりはする。けど、実現には至らず。
そんなこんなしてる時に、林檎の皮だけでもジャムが出来ることを知る。なんなら、皮は冷凍して溜めておけばいいそうで。
皮を剥いて
気が向いて
それでいいならと林檎の皮貯金を始めた。
小ぶりな林檎五個分の皮と水と砂糖とレモン汁。くつくつすること小一時間。
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紅い紅いとろんとろんのシロモノが出来た。
グラニュー糖を使えばもっと澄んだ紅になったんだろうか。いかんせん我が家にはきび砂糖しかない。
少しばかり煮詰めすぎたようで、ジャムを通り越して水飴のような粘度になったし、赤というよりは紅。林檎というより苺ジャムの色。
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ただ、一日ひとつこういう遊びが出来たら少しばかり生活に色というか、彩というか、スキップというか、そんなものが出来るのかなぁと。
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覚書
林檎の皮 240g
水 500cc
きび砂糖 95g
レモン果汁 大さじ2(大さじ1でも良かったか)
……少し煮詰め過ぎで酸味強めの140g