おはようございます! 米国株市場はS&P500+0.11%,ナスダック+0.23%と両指数ともに反発しました。 しかしパウエル議長の利下げに対する慎重な発言により上値は限定的でした。 まだ利下げ期待の後退を織り込むまで少しかかるような雰囲気ですね。
CMEフェドウォッチによると、6月FOMCでの0.25%利下げ確率はCPI発表後に56.1%から18.5%まで大幅に低下。 ほぼ6月FOMCでの利下げはないと市場も見ています。
ここ数日の経済指標(PMI、5月求人倍率の上昇1.22、米国建設支出の減少)や昨日のポルトガルでのパウエル議長のパネルディスカッションの内容を総合すると、利下げ観測が強まる内容に思えます。そんな中SPY、QQQ共に高値更新という動きにこれは市場が既に利下げを織り込み始めたのでは?