この時代に生きていたら、 彼はどんな言葉を発していたのだろうか。 最高のエッセイスト、伊丹十三。 彼の「こだわり」が詰まった一冊。
伊丹十三さんは「モノンクル」という雑誌を立ち上げ、編集長になった。創刊号の挨拶で、編集部の最初の買い物は、大きな容量の冷蔵庫だと書いていたのが、思い出深く、記憶に残っている。短命な雑誌だったけれど、どなたか、大事に所蔵されているのではないかな。
伊丹十三監督の「マルサの女2」は、今の時期だから見るべき作品ですね。あれは、日本の闇を描き出した、フィクションを通した真実でした。そりゃ、伊丹監督狙われるわけで。世界同時緊急放送の前に、予習編で使えそう。