9月19日ようやっと読み終えました。シリーズ8巻目。読み流しの効かない集中力のいる作品集で息を詰めて読むことしばし。荒唐無稽の怪奇なお話を上品にかつ読み手の琴線にふれる緻密さがすごい。表題の『よって件のごとし』はゾンビにインスパイアされての作品だろうか?
9月14日 土曜日だというのに出勤。休みだと思い込んでいたから余計に気分がしずむ。出勤してくる社員さんは両の手で数える程。 シリーズ7巻目、「語って語り捨て、聞いて聞き捨て」三島屋百物語。三島屋次男富次郎が聞き手となっての第二弾。今回は三話からなる構成。いずれも逸品の江戸怪談。